抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】乳癌患者におけるTh1/Th2サイトカインと免疫機能に及ぼすデクスメデトミジンの効果を研究する。方法:本院の乳腺癌根治術79例の患者を選び、無作為的に観察組と対照組に分け、2組の患者は常規の術前準備を行い、心電図、血圧、心拍、脈拍、血酸素飽和度をモニターし、観察組の麻酔誘導前にデクスメデトミジン1μg・kg-1・h-1を手術の終わりに投与し、対照グループは等量の生理食塩水で手術の終了まで持続した。麻酔導入前(T0)、手術直後(T1)、術後6時間(T2)、術後24時間(T3)、術後72時間(T4)に末梢静脈血を採取し、ELISA法を用い、IFN-γ/IL-4、インターフェロン-γ(IL-10)、インターフェロン-γ(IFN-γ)を測定し、フローサイトメトリーを用いてCD3+、CD4+、CD8+、NK細胞を測定し、CD4+/CD8+を計算した。結果;両群のIL-2、IFN-γはT1、T2、T3、T4の時にT0より高い時、IL-10がT0より低い時、観察組のIFN-γ/IL-4がT0より高い時、対照組がT0より低い時、T0の時と比べ、顕著な差異があった(P<00.5)。両群の各時点のIL-4は明らかな変化がなかった。観察群のIL-2,IFN-γ,IFN-γ/IL-4はT1,T2,T3,T4で対照群より高く,IL-10は対照群より低かった。両群のCD3+,CD4+,CD4+/CD8+,NK細胞はT2,T3でT0より低かったが,CD8+は,T0でのそれらと比較して,有意差を示した(P<00.5)が,CD8+,CD4+,CD4+/CD8+およびNK細胞では,T0でのそれらと比較して,有意差を示した(P<0.05)。観察群のCD3+、CD4+、CD4+/CD8+、NK細胞はT2、T3の時に対照群より高く、2群間に有意差があった(P<00.5)。デクスメデトミジンは乳腺癌根治術患者の周術期のストレス反応を抑制でき、Th1/Th2のバランスの乱れを是正し、Tリンパ細胞亜群のレベルを高め、より良い免疫保護機能を発揮する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】