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J-GLOBAL ID:201802211503139000   整理番号:18A2151727

インターロイキン-4(IL-4)はニワトリにおけるマクロファージ様細胞の選択的活性化を調節する可能性がある:ニワトリIL-4に対する新規で特異的中和モノクローナル抗体を用いた逐次研究【JST・京大機械翻訳】

Interleukin-4 (IL-4) may regulate alternative activation of macrophage-like cells in chickens: A sequential study using novel and specific neutralizing monoclonal antibodies against chicken IL-4
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巻: 205  ページ: 72-82  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0140A  ISSN: 0165-2427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類において,代わりに活性化されたマクロファージ(AAM)はよく認識され,インターロイキン4(IL-4)やIL-13などのTh2サイトカインによる刺激により産生される。それらの哺乳類の対応物に関して,ニワトリにおけるAAMは報告されていないか,ニワトリIL-4(chIL-4)の機能性は今日まで研究されていない。従って,本研究では,chIL-4に対するマウスモノクローナル抗体(mAb)を開発し,これらの抗体を用いて,chIL-4がHD11ニワトリマクロファージ細胞株の活性化を誘導するかどうかを調べた。ウェスタンブロット法,免疫細胞化学(ICC),フローサイトメトリー及び捕捉ELISAを用いたmAbの特性化により,HD11細胞の活性化を,chIL-4,リポ多糖類(LPS),chIL-4+LPS+mAbで処理したHD11細胞における一酸化窒素(NO)産生,誘導一酸化窒素シンターゼ(iNOS)発現,アルギナーゼ活性及び遺伝子発現を測定した。新たに開発したmAbは,ヒトまたはマウスIL-4および他のニワトリサイトカインとの交差反応性なしで,ELISA,ICCおよびフローサイトメトリーを捕捉することにより,chIL-4の検出に広い適用性を示した。さらに,著者らの結果は,chIL-4がLPS刺激HD11細胞によるNO産生を阻害し,iNOS発現を減少させ,アルギナーゼ活性を増加させ,M1関連遺伝子よりもM2表現型に関連する遺伝子の強い発現を誘導することを示した。これら全ての効果は抗chIL-4抗体により中和された。まとめると,本研究の結果は,chIL-4機能性を調べるための価値ある免疫試薬としての抗chIL-4 mAbの応用の可能性を示した。加えて,著者らの結果は,chIL-4がLPS機能性を過剰にし,ニワトリにおけるHD11細胞の代替活性化を,アルギナーゼ活性の増加とM2関連マーカーの発現を介して調節することを示し,ニワトリにおけるM1/M2パラダイムの存在を示す可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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