抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文の焦点は,音訳の読語プロセスである。音訳の読語プロセスは,視覚的著作物に書かれた記号言語の情報を音声言語の情報に置き換えるプロセスである。また,発話音声に挿入される間(ま)は,視覚に依存して表現される記号言語の形式的情報を音声言語の情報に置き換える重要な機能を果たすと考えられている。この間(ま)の機能を明らかにするために,合成音声を用いて実験を行った。それにより,パラ言語的情報を制御した。主題は,記号言語の形式記号を間(ま)に置き換える,句読点や括弧記号の間(ま)であった。実験の結果,句読点や括弧記号において音訳者により使用される間(ま)が反映されている合成音声は,トーキングブックと同程度に適切であると評価された。(翻訳著者抄録)