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J-GLOBAL ID:201802211636097313   整理番号:18A2035213

金属イオン媒介自己集合による水性及び生体試料中のCd(II)の高感度及び選択的レシオメトリック検出のための新規蛍光ペプチジルプローブ【JST・京大機械翻訳】

A novel fluorescent peptidyl probe for highly sensitive and selective ratiometric detection of Cd(ii) in aqueous and bio-samples via metal ion-mediated self-assembly
著者 (6件):
資料名:
巻: 42  号: 22  ページ: 18143-18151  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水溶液と生体試料中のCd2+イオンのレシオメトリック蛍光プローブを合成することは依然として重要な課題である。本研究では,水溶液,尿および生細胞におけるCd2+のレシオメトリック蛍光検出のためのCd2+誘発自己集合過程に基づく蛍光ペプチジルプローブ(1,ピレン-Cys-Gly-Pro-Cys-OH)を合成した。ピレンフルオロフォアとテトラペプチド受容体からなるペプチジルプローブ(1)は水溶液中で自己集合せず,395nmで顕著なピレン単量体発光をもたらした。Cd2+の添加により,プローブはナノ粒子に自己集合し,蛍光,動的光散乱及び透過型電子顕微鏡研究により明らかにされたように,475nmでのエキサイマ発光の顕著な増強及び395nmでの単量体発光の顕著な減少を示した。試験した16の金属イオンの中で,Cd2+のみが敏感なレシオメトリック応答を誘導した。レシオメトリック応答はCd2+イオンに対して優れた直線性を示し,水溶液及び尿試料中のナノモルからマイクロモル濃度の範囲であった。Cd2+の検出限界は22nM(R2=0.984)で,解離定数は水溶液中130pM(R2=0.997)と測定された。2つのチオール基と1のペプチド受容体のC末端カルボン酸基はCd2+との結合に重要な役割を果たしている。さらに,プローブは生細胞を透過し,レシオメトリック応答により細胞内Cd2+を検出した。ペプチジルプローブの特異的金属イオン誘起自己集合は,水性試料と生体試料中の金属イオンの蛍光検出法の開発のための新しいプラットフォームとなり得る。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分析機器  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子) 
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