文献
J-GLOBAL ID:201802211698020556   整理番号:18A0333701

アシネトバクター・バウマンニ臨床分離株におけるポリミキシン耐性機序の多様性【Powered by NICT】

Diversity of polymyxin resistance mechanisms among Acinetobacter baumannii clinical isolates
著者 (8件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 37-44  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0019A  ISSN: 0732-8893  CODEN: DMIDDZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポリミキシンは多剤耐性(MDR)グラム陰性菌感染症の治療のための最後の頼みの薬となっている。しかし,この化合物に対する抵抗性の機構は完全には解明されていない。本研究では,前後のポリミキシンB曝露(A027~indとA009~ind)ポリミキシンBに感受性(A027)及び抵抗性(A009),それぞれ,二A.baumannii臨床分離株におけるこの抗菌抵抗性の機構を評価した。pmrABとlpxACDの配列を決定し,それらの転写レベルをqRT-PCRにより分析した。細菌細胞形態を透過型電子顕微鏡(TEM)により評価し,膜電位はゼータ電位アナライザーを用いて測定した。株の病原性はCaenorhabditis elegansモデルを用いて研究した。両方の臨床分離株はこの化合物に曝露後のポリミキシンB MICの上昇を示した。一方,A027~indはβ-ラクタム,アミノグリコシド,バンコマイシン,テイコプラニン,オキサシリン及びエリスロマイシンに対するMICの値の減少を示した。A027~indはpmrBとISAba125lpxAを破壊の二変異を持っていた。とは対照的に,A009~ind株はpmrAB遺伝子の変異がないにもかかわらずpmrB転写レベルの増加を示し,ポリミキシンB曝露後,。TEM画像はA027よりA009のより厚く,より電子密度ペプチドグリカン層を明らかにした。ポリミキシンBへの曝露は細胞内物質の強い凝縮と黒化を誘導し,主にA009~ind.さらに,A009の表面電荷がA027のそれよりもより負であった。C.elegansモデルを用いて,A027~ind株のみが病原性の低下を示した。本研究で評価したA.baumannii株のポリミキシンB耐性機構の多様性は,これらの機構の複雑さ,これは各菌株の背景に依存して変化する可能性があることを確認した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
病原体に作用する抗生物質の基礎研究  ,  微生物生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る