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J-GLOBAL ID:201802211845023167   整理番号:18A0807050

褐藻Saccharina japonicaにおける原核生物様リポキシゲナーゼファミリーの進化と拡大【JST・京大機械翻訳】

Evolution and Expansion of the Prokaryote-Like Lipoxygenase Family in the Brown Alga Saccharina japonica
著者 (10件):
資料名:
巻:ページ: 2018  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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リポキシゲナーゼ(LOX)は,脂肪酸酸化と脂質メディエーター生合成において重要な役割を果たす。本研究では,褐色藻類のLOX進化に関する最初の洞察を与えた。全ゲノム検索により,Ectocarpus siliculosus,Cladosiphon okamureus,およびSacarina japonicaにおいて,それぞれ4,3,および11のLOXsが明らかになった。系統発生分析において,褐藻類からのLOXsは原核生物からのそれらとロバストなクレードを形成し,祖先起源と遅い進化を示唆する。褐色藻類LOXsを系統樹において2つのクレード,C1とC2に分割した。Ectocarpalesの2つの種と比較して,LOX遺伝子拡大は,タンデム重複とセグメント重複を通してケルプS.japonicaにおいて発生した。選択圧力分析は,褐藻類におけるLOX遺伝子が強い精製選択を受けた一方,C2クレードにおける選択的制約がC1クレードにおけるそれより緩和されることを示した。さらに,各クレード内において,S.japonicaのLOXsは,E.siliculosusおよびC.okamureusよりも,より緩和された選択制約下で進化した。構造モデリングは,蛋白質のN末端部分にβバレルを含む植物と動物のLOXsとは異なり,褐藻類のLOXsは単一ドメインに折畳まれることを示した。以前に公表されたトランスクリプトームデータの分析により,E.siliculosusにおけるLOXsはヒポサリン,高塩分,酸化及び銅ストレスに応答することを示した。さらに,発現パターンの明確な相違が,異なる生命段階の間,ならびに複製遺伝子対間で観察された。E.siliculosusにおいて,すべての4つのLOXsは未成熟配偶体において雄に偏っており,成熟配偶体は未成熟配偶体および胞子体より有意に高いLOX mRNAレベルを示した。しかし,S.japonicaにおいて,RNA-SeqデータはほとんどのLOXsが胞子植物において高度に発現されていることを示した。最も最近複製された遺伝子対は発散的な発現パターンを示し,機能的な相違が,おそらく褐藻類における様々なオキシリピンの産生に寄与する可能性があるLOX遺伝子が重複したために起こる可能性があることを示唆した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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分子・遺伝情報処理  ,  物質の代謝  ,  酵素一般  ,  遺伝子の構造と化学 

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