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J-GLOBAL ID：201802211896007802   整理番号：18A0482061

抗菌剤トリクロサン暴露後のChironomus riparius水生幼虫に対する解毒系遺伝子の応答【Powered by NICT】

Response of detoxification system genes on Chironomus riparius aquatic larvae after antibacterial agent triclosan exposures

著者 (1件)： Martinez-Paz Pedro (Grupo de Biologia y Toxicologia Ambiental, Departamento de Fisica Matematica y de Fluidos, Facultad de Ciencias, Universidad Nacional de Educacion a Distancia (UNED), C/ Senda del Rey 9, 28040 Madrid, Spain)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 624  ページ： 1-8  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トリクロサン(TCS)は,パーソナルケアおよび消費者製品に使用されている抗微生物剤であり,一般的に水生生態系で検出された。本研究では,水生毒性の評価に広く使用されている試験生物,Chironomus riparius水生幼虫の解毒系に及ぼす分子レベルでのTCSの影響を評価した。得られた結果は,この生体異物は異なっていたチトクロームP450とグルタチオンS-トランスフェラーゼ遺伝子由来転写物,解毒系の相Iと相IIに関与し,それぞれの有意な変化を誘導することを示した。とは対照的に,TCSはグルタチオンS-トランスフェラーゼ酵素活性と多剤耐性関連蛋白質1の発現パターン,解毒系の相IIIに属するに影響しなかった。これらの結果は,C.ripariusの解毒機構に及ぼすTCSの影響についての情報を提供し,生態毒性試験,リスクアセスメント及びバイオレメディエーションに有用であることを異なるバイオマーカー遺伝子を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： バイオレメディエーション ,  グルタチオントランスフェラーゼ ,  チトクロームP450 ,  *遺伝子 ,  リスク評価 ,  *幼虫 ,  バイオマーカー ,  酵素活性度 ,  *解毒 ,  *抗細菌薬
準シソーラス用語： 生態毒性 ,  MRP1 ,  生体異物 ,  水圏生態系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： トリクロサン ,  解毒機構 ,  チトクロームP450 ,  グルタチオンS-トランスフェラーゼ ,  多剤耐性関連蛋白質1

分類 (1件)： 動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： トリクロサン

タイトルに関連する用語 (8件)： 抗菌剤 ,  トリクロサン ,  暴露 ,  Chironomus ,  幼虫 ,  解毒 ,  遺伝子 ,  応答