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J-GLOBAL ID：201802211905309520   整理番号：18A0808280

ショートガンマ線バーストからの高エネルギーニュートリノ放射:重力波との同時検出の展望

HIGH-ENERGY NEUTRINO EMISSION FROM SHORT GAMMA-RAY BURSTS: PROSPECTS FOR COINCIDENT DETECTION WITH GRAVITATIONAL WAVES

著者 (5件)： KIMURA Shigeo S. (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania, USA) ,  MURASE Kohta (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania, USA) ,  MURASE Kohta (Yukawa Inst. Theoretical Physics, Kyoto, JPN) ,  MESZAROS Peter (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania, USA) ,  KIUCHI Kenta (Yukawa Inst. Theoretical Physics, Kyoto, JPN)
資料名： YITP  (YITP)
号： 17-96  ページ： 8P  発行年： 2017年09月18日 
JST資料番号： L0911B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高エネルギーニュートリノと重力波(GWs)の同時検出に対する現在と将来の展望を調べた。ショートガンマ線バースト(SGRBs)は,中性子星を含むコンパクト星連星の合体が起源であると信じられている。即時放射,extended emission,X線フレア,プラトー放射から高エネルギーニュートリノフルエンスを推定し,extended emissionに付随するニュートリノ信号が最も有望であることを示した。宇宙線loading factorが約10でLorentz因子分布が対数正規分布であると仮定して,現在と将来のニュートリノ検出器によるextended emissionからのニュートリノ検出の確率を計算し,高エネルギーニュートリノ,ガンマ線,GWsの準同時検出が,将来の装置で,あるいはextended emissionをもつ近傍のSRGBs用の最新の装置でさえも,可能であることを見出した。また,IceCube-Gen2のような将来の実験でも有用であろうスタッキング解析についても議論した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： γ線バースト ,  *ニュートリノ ,  *重力波【相対論】 ,  同時計測 ,  数値解析 ,  連星 ,  合体
準シソーラス用語： *ショートガンマ線バースト ,  宇宙線ニュートリノ ,  スタッキング解析 ,  中性子星連星

分類 (1件)： 恒星  (DB05000P)

引用文献 (64件)：

• Aartsen, M. G., et al. 2014, arXiv:1412.5106
• Aartsen, M. G., Ackermann, M., Adams, J., et al. 2014, Phys. Rev. D, 90, 102002
• Aartsen, M. G., Ackermann, M., Adams, J., et al. 2017, ApJ, 843, 112
• Abbasi, R., Abdou, Y., Abu-Zayyad, T., et al. 2010, ApJ, 710, 346
• Abbasi, R., Abdou, Y., Abu-Zayyad, T., et al. 2011, Phys. Rev. D, 83, 012001

タイトルに関連する用語 (8件)： ショート ,  ガンマ線バースト ,  高エネルギー ,  ニュートリノ ,  放射 ,  重力波 ,  同時検出 ,  展望