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J-GLOBAL ID:201802211920492955   整理番号:18A1388133

有機溶媒による洗浄処理による有機物の炭素濃度とδ13C測定におけるバイアス【JST・京大機械翻訳】

Bias in carbon concentration and δ13C measurements of organic matter due to cleaning treatments with organic solvents
著者 (11件):
資料名:
巻: 493  ページ: 405-412  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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堆積岩記録における有機物の有機炭素含有量(TOC)と安定炭素同位体組成(δ13C)の解釈は,汚染源を除いて正確にそれらを測定する能力に依存する。しかし,これはより低い有機炭素含有量の試料を分析するのでますます問題になっている。従って,有機溶媒は古代岩石試料から現代の有機物の汚染痕跡を除去するためにしばしば使用される。しかし,特に非常に低いTOC試料については,試料中に残留する微量の溶媒またはそれらの不純物が,TOCとδ13C値の両方のバルク測定に影響を与える顕著な有機汚染に寄与する可能性がある。本研究は,異なる研究室で行われた3つの独立した研究を含む,天然岩石試料の範囲でのTOCとδ13C値の信頼性に及ぼす洗浄処理の影響の最初の詳細な検討であり,低いTOC含有量を有する合成材料は,検出限界以下から3330ppmまでである。著者らは,現代の有機物:ジクロロメタン(DCM),n-ヘキサン,メタノールおよびエタノールを除去するために使用される4つの最も一般的な有機溶媒を研究し,粒径および鉱物学の影響を評価した。(i)メタノール,n-ヘキサンおよびジクロロメタンによる洗浄処理は,粒径に関係なく試料粉末に直接使用したとき,岩石試料を汚染することを見出した。(ii)この汚染は自然変動を緩衝し,溶媒の同位体組成,すなわち-27と-29‰の間の試料のδ13C値を均質化する;(iii)汚染の程度は用いた溶媒に依存し,DCMは最も汚染(6000ppmまで)であり,検出限界以上の岩石試料を汚染するように見えない唯一の溶媒である。(iv)試料鉱物学は汚染の程度に影響を及ぼし,粘土鉱物は汚染物質を吸着する傾向がある。炭素濃度の応答と地質試料中の有機物の安定炭素同位体組成は,低炭素含有量の試料を調べる場合には無視できないか系統的でないと結論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機地球化学  ,  水圏・生物圏の地球化学  ,  海洋地質学  ,  同位体地質学 

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