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J-GLOBAL ID：201802212004038992   整理番号：18A1891184

狭小スペースにも設置しやすいハンドドライヤー“ジェットタオルミニ”の新機種

著者 (3件)： 澤部健司 (三菱電機) ,  深谷繕弘 (三菱電機) ,  佐藤大 (三菱電機)
資料名： 三菱電機技報
巻： 92  号： 10  ページ： 575-578  発行年： 2018年10月20日 
JST資料番号： F0198A  ISSN： 0369-2302  CODEN： MTDNAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 三菱電機は1993年に世界で初めて高速風で手を乾かす“両面ジェットの風”の技術を使って,濡れた手を短時間で乾燥し,紙資源を節約する高速風式ハンドドライヤー“ジェットタオル”を商品化した。高速風式は低ランニングコスト化とペーパータオルからの切替えによる紙ごみ削減効果によってオフィスや,商業施設,工場,病院,大学など様々な業種で導入が進んでおり,小型店舗や飲食店でも設置ニーズが高まっている。今回,洗面スペースが狭いトイレにも設置できるように本体を薄型化した片面高速風式の“ジェットタオルミニ”の新機種を開発した。小型店舗や飲食店のトイレは洗面スペースが狭いことが多く,ハンドドライヤーが鏡や洗面器上にはみ出して手洗いの邪魔になるため,設置が難しいケースがあった。そこで使いやすさを損なわないように人間工学に基づき必要な手挿入空間を算出し,吹出しノズルを本体の最前面に配置することで,本体奥行きを139mmに薄型化して標準的な狭小トイレの洗面スペースへの設置を可能にした。また薄型化によって懸念される水滴飛散を抑制するため,新たな噴流制御技術を盛り込んだノズルを開発した。さらに清掃性を向上させるため,汚れやすい水受け部とドレンタンクを取り外せる構造として,清掃の負荷軽減に貢献する仕様とした。(著者抄録)

シソーラス用語： *エアドライヤ ,  *部屋 ,  衛生器具 ,  便所 ,  *製品開発 ,  新製品 ,  概念 ,  概念設計 ,  小型 ,  使用性 ,  快適性 ,  配置 ,  清掃
準シソーラス用語： 使い易さ ,  *新製品開発 ,  設計コンセプト ,  設置 ,  *洗面所 ,  薄型

分類 (2件)： 建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G) ,  研究開発  (KA01040J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 狭小 ,  スペース ,  ハンドドライヤー ,  機種