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J-GLOBAL ID:201802212011604562   整理番号:18A0819640

ジャスモン酸メチルの抗うつ様活性はマウスにおけるモノアミン作動性経路の調節を含む【JST・京大機械翻訳】

Antidepressant-like activity of methyl jasmonate involves modulation of monoaminergic pathways in mice
著者 (5件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 36-42  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3385A  ISSN: 1896-1126  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現在の抗うつ薬の有効性は,副作用,低い寛解,および代替薬剤の探索を必要とする行動の遅延開始により損なわれている。Jasminum graniflorumから単離された生物活性化合物であるジャスモン酸メチル(MJ)は抗抑欝活性を示すことが示されているが,その作用機序は不明のままである。本研究では,MJの抗うつ薬様活性におけるモノアミン系の役割を調べた。マウスに,強制水泳試験(F)の30分前にMJ(5,10および20mg/kg),イミプラミン(10mg/kg)および賦形剤(10mL/kg)を腹腔内投与し,尾懸垂試験(TST)を行った。MJ(20mg/kg)の抗うつ様効果におけるモノアミン系の関与を,TSTにおけるp-クロロフェニルアラニン(pCPA),メテルゴリン,ヨヒンビン,プラゾシン,スルピリド及びハロペリドールを用いて評価した。mJは対照と比較してFSTとTSTにおける不動性の持続時間を有意に減少させた。しかしながら,ヨヒンビン(1mg/kg,i.p.,α_2アドレナリン受容体拮抗剤)またはプラゾシン(62.5μg/kg,i.p.,α_1アドレナリン受容体拮抗剤)による前処理は,MJの抗欝様活性を減弱した。また,pCPA;セロトニン生合成(100mg/kg,i.p)またはメテルゴリン(4mg/kg,i.p.,5-HT_2受容体拮抗剤)の阻害剤はMJの抗不動効果を逆転させた。スルピリド(50mg/kg,i.p.,D_2受容体拮抗剤)またはハロペリドール(0.2mg/kg,i.p.,ドーパミン受容体拮抗剤)はMJの抗不動効果を逆転させた。本研究の結果は,セロトニン作動性,ノルアドレナリン作動性およびドーパミン作動性系がMJの抗うつ様活性において役割を果たしている可能性があることを示唆している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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向精神薬の基礎研究  ,  神経の基礎医学 
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