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J-GLOBAL ID:201802212019305675   整理番号:18A1139594

世界のマラリア発生率と癌死亡率は逆に関連する【JST・京大機械翻訳】

Worldwide malaria incidence and cancer mortality are inversely associated
著者 (13件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 14  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7324A  ISSN: 1750-9378  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:癌死亡率に対するマラリア感染の影響に関する調査は,アフリカの小児におけるバーキットリンパ腫(BL)の発生を除いて限られている。以前のマウス肺癌モデル研究は,マラリア感染が腫瘍成長を有意に阻害し,担癌マウスの寿命を延長することを示した。本研究は,マラリア発生率とヒト癌死亡率の間の可能な関連性を評価することを目的とした。【方法】1955年~2008年の間の56カ国における世界的マラリア発生率および年齢標準化死亡率に関するデータを収集し,一般化付加混合モデル(GAMM)によりそれらの長期相関を分析し,国の収入レベル,寿命予測および地理的位置のような潜在的交絡因子を調整した。【結果】Malaria発生率は全原因癌死亡率と負の相関があり,男性(P<0.001)に対して-0.020(95%CI:-0.027,-0.014),女性に対して0.020(95%CI:-0.025,-0.014)の回帰係数(ログスケール)をもたらした(P<0.001)。研究された29の個々のタイプの癌の中で,マラリア発生率は結腸直腸および肛門(男性および女性),結腸(男性および女性),肺(男性),胃(男性)および乳房(女性)癌と負に相関していた。結論:著者らの分析は,マラリア発生率と全原因の死亡率といくつかのタイプの固形癌との間の可能な逆相関を明らかにした。それは,Burkittリンパ腫の病因に対するマラリアの既知の効果とは反対である。全免疫系の活性化,マラリア原虫感染による腫瘍血管新生の阻害は,地方のマラリアが集団レベルで癌死亡率を低下させる理由を部分的に説明する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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臨床腫よう学一般  ,  疫学 
引用文献 (41件):
  • Lancet Oncol; Global burden of cancers attributable to infections in 2008. A review and synthetic analysis; C Martel, J Ferlay, S Franceschi, J Vignat, F Bray, D Forman, M Plummer; 13; 6; 2012; 607-615; 10.1016/S1470-2045(12)70137-7; CR1;
  • Future Oncol; Parasites and cancers: parasite antigens as possible targets for cancer immunotherapy; HY Darani, M Yousefi; 8; 12; 2012; 1529-1535; 10.2217/fon.12.155; CR2;
  • Med Hypotheses; Malariotherapy and cancer; LB Greentree; 7; 1; 1981; 43-49; 10.1016/0306-9877(81)90019-0; CR3;
  • Med Hypotheses; Reactive oxygen production against malaria--a potential cancer risk factor; MO Eze, DJ Hunting, AU Ogan; 32; 2; 1990; 121-123; 10.1016/0306-9877(90)90034-C; CR4;
  • Anticancer Res; Association between malaria incidence and all cancer mortality in fifty U.S. States and the district of Columbia; S Lehrer; 30; 4; 2010; 1371-1373; CR5;
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