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J-GLOBAL ID:201802212346500746   整理番号:18A1998664

グリコプロテオミクスに対するハイブリッドフラグメンテーション法の利点【JST・京大機械翻訳】

The benefits of hybrid fragmentation methods for glycoproteomics
著者 (8件):
資料名:
巻: 108  ページ: 260-268  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0852B  ISSN: 0165-9936  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリコシル化は,基質の生理学的特性に重大な影響を及ぼすことができる重要で可変的な蛋白質修飾であり,バイオ医薬品の開発と品質管理から臨床グリコプロテオミクスへの応用において注意深い検討を必要とする。グリコプロテオミクスは蛋白質グリコシル化の質量分析を,典型的に蛋白質分解糖蛋白質試料の部位特異的に記述する。これは,質量分析(LC-MS)と結合した液体クロマトグラフィーの実行を通して,(グリコ)ペプチドの質量(電荷)値を解釈することにより達成され,ペプチドを配列するために選択された前駆体の断片化パターンを得て,グリカンの組成/構造を特性化する。しかしながら,ほとんどのフラグメンテーション機構はグリコペプチドのグリカン及びペプチド部分に等価的に影響しないことが明らかになった。例えば,衝突誘起解離(CID)と高エネルギー衝突解離(HCD)は主にグリコペプチド共役体のグリカン部分から豊富なB-とY-イオンを生成するが,電子捕獲解離(ECD)と電子移動解離(ETD)のような電子移動解離法は主にペプチド骨格に影響し,c-とz-イオンを生成する。ハイブリッド断片化,すなわち,直交フラグメンテーション戦略による逐次または組合せフラグメンテーションの応用は,個々の方法の利点を組み合わせることにより,グリコペプチドの特性化に大いに役立つことを示した。ハイブリッドフラグメンテーション法の例には,同じ前駆体に対する衝突エネルギーの多重ステップを用い,同じ時間/質量ウィンドウに複数の方法を組み合わせることにより,密接に位置する前駆体質量上のHCDとETDの逐次的なトリガが含まれている。これは,例えば,電子移動/衝突誘起解離(ETciD)および電子移動/高エネルギー衝突解離(EThcD)を有する場合である。多くの現代の質量分析計は,これらのフラグメンテーションワークフローを適用することができ,グリコプロテオミクスに対するハイブリッド断片化の報告された使用は急速に拡大している。このレビューは,グリコプロテオミクスのためのハイブリッド断片化の使用の中での最近の開発と応用をカバーする。本研究は,1)衝突活性化におけるエネルギー-ステッピング,2)逐次フラグメンテーション,3)組合せフラグメンテーション法を中心とする。著者らは,残る技術的課題を議論することによって近く,可能な将来の開発を概説する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  薬物の分析 
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