抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:ブトルファノールとスフェンタニルの鎮痛効果の相互作用を評価する。方法:婦人科腹腔鏡手術を受けた患者90例、ASA分級I或いはII級、年齢18~64歳、体重指数<30kg/m2、乱数表法により、3群(n=30)に分けた。ブトルファノール群(B群)、スフェンタニル群(S群)とブトルファノール混合スフェンタニル群(BS1群)。改良逐次法を用いて実験を行い、B群、S群の初期投与量はそれぞれ0.5mg、5μg、投与量調整勾配はそれぞれ0.1mg、1μg BS1群はブトルファノールとスフェンタニルの等価用量2:1で配合した。初期投与量ブトルファノール0.25 mg+スフェンタニル2.5μg、投与量調整勾配はブトルファノール0.05 mg+スフェンタニル0.5 μgであった。投与後15分以内に、NRSスコア≦3点または低下幅50%を超えるのは鎮痛効果がある。薬物のED50および95%信頼区間(CI)を,確率単位回帰分析によって計算した。ブトルファノールとスフェンタニルの鎮痛効果の間の相互作用を,等放射線分析によって評価した。本研究において、B組、S組により実際に測定したED50により、両薬の等価用量とBS1組の参考の等価分量の差が大きい場合、実際の等価用量1:1でBS2組を設定する(n=30)。最初の投与量ブトルファノール0.4mg+スフェンタニル1.8μg、投与量変化の勾配はブトルファノール0.1mg+スフェンタニル0.45μgであった。結果:ブトルファノールED50 0.80 mg(95%CI 0.74~0.87 mg)、スフェンタニル ED503.68 μg(95%CI3.07~4.41μg)。BS1群のブトルファノールとスフェンタニルのED50はそれぞれ0.28mg(95%CI0.25~0.32mg)と2.82μg(95%CI2.52~3.16μg)であり、BS2群のブトルファノールとスフェンタニルのED50はそれぞれ0.38mg(95%CI0.33~0.43mg)と1.7μg(95%CI1.5~1.9μg)であった。等放射線分析法により、2つの薬が2:1又は1:1の複合応用時の鎮痛効果はいずれも相加効果があることが示された。結論:2:1と1:1の等価用量の配合によるブトルファノールとスフェンタニルの鎮痛効果は相加効果がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】