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J-GLOBAL ID：201802212460159614   整理番号：18A1290071

癌患者における静脈血栓塞栓予防のための非ビタミンK拮抗薬経口抗凝固薬の正味臨床効果:9つの無作為化対照試験からの系統的レビューとトレードオフ分析【JST・京大機械翻訳】

Net Clinical Benefit of Non-vitamin K Antagonist Oral Anticoagulants for Venous Thromboembolism Prophylaxis in Patients With Cancer: A Systematic Review and Trade-Off Analysis From 9 Randomized Controlled Trials

著者 (7件)： Yan Yi-Dan (Department of Pharmacy, Renji Hospital, School of Medicine, Shanghai Jiaotong University) ,  Zhang Chi (Department of Pharmacy, Renji Hospital, School of Medicine, Shanghai Jiaotong University) ,  Shen Long (Department of Cardiology, Renji Hospital, School of Medicine, Shanghai Jiaotong University) ,  Su Ying-Jie (Department of Pharmacy, Renji Hospital, School of Medicine, Shanghai Jiaotong University) ,  Liu Xiao-Yan (Department of Pharmacy, Renji Hospital, School of Medicine, Shanghai Jiaotong University) ,  Wang Li-Wei (Department of Oncology, State Key Laboratory for Oncogenes and Related Genes, Renji Hospital, School of Medicine, Shanghai Jiaotong University, Shanghai Cancer Institute) ,  Gu Zhi-Chun (Department of Pharmacy, Renji Hospital, School of Medicine, Shanghai Jiaotong University)
資料名： Frontiers in Pharmacology (Web)  (Frontiers in Pharmacology (Web))
巻： 9  ページ： 575  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7091A  ISSN： 1663-9812  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 静脈血栓塞栓症(VTE)は,癌患者において非常に一般的である。トロンビンまたは因子Xaの酵素活性を直接標的化する非ビタミンK拮抗剤経口抗凝固剤(NOACs)は,非癌患者におけるVTE予防に対する従来の抗凝固療法よりも効果的で安全であることが示されている。しかしながら,癌患者における抗凝固療法に焦点を合わせた関連研究は欠けており,VTEイベントと出血イベントの両方を定量化した正味の臨床的利益(NCB)分析はこの脆弱な集団において扱われていない。したがって,系統的レビューとNCB分析を用いてこの問題を調べることを目的とした。Medline,Embase,およびCochraneライブラリーの包括的検索を,癌の有無にかかわらず,VTEイベントおよびNOACsの主要出血と従来の抗凝固剤を報告した無作為化比較試験(RCT)に対して実施した。VTEと出血イベントのオッズ比(OR)と95%信頼区間(CI)を,ランダム効果モデルを用いて計算した。狭いNCBの主要な結果は,VTEのORsと主要な出血をプールすることによって,1.0の重みづけによって計算した。同様に,広いNCBは,VTEと臨床的に関連した出血のORをプールすることによって計算した。不均一性をI2試験およびQ統計により評価し,サブグループ分析を異なる患者(VTE患者または急性患者),コンパレータ(ビタミンKアンタゴニストまたは低分子量ヘパリン)および追跡期間(≦6か月または>6か月)に基づいて行った。全体として,41,454名の患者を含む9個のRCTが登録され,そのうち2,902名(7%)は癌患者であり,38,552名(93%)は非癌患者であった。20,712(50%)をNOACsで投与し,20,742(50%)を従来の抗凝固剤で投与した。NOACsの使用は,長期ワルファリン治療を受けているVTE患者からの推定により,両癌患者において従来の抗凝固療法より優れたNCBを有していた(OR:0.68,95%CI:0.50~0.85,狭いNCBに対して95%CI:0.61~0.91,広いNCBに対して95%CI:0.67~0.96)。結論として,NOACsは,長期抗凝固療法を必要とする癌患者における従来の抗凝固剤と比較して,より良いNCB特性を表す可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 出血 ,  酵素活性度 ,  *ランダム化比較試験 ,  抗凝固療法 ,  トロンビン ,  *抗凝固薬 ,  *患者 ,  *ビタミンK ,  安全性 ,  ターゲティング ,  ラクトン ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： 第Xa因子 ,  *経口抗凝固薬 ,  *静脈血栓塞栓症 ,  *癌患者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 非ビタミンKアンタゴニスト経口抗凝固薬 ,  ダビガトラン ,  リバロキサバン ,  アピキサバン ,  エドキサバン ,  癌 ,  静脈血栓塞栓症 ,  正味の臨床利益

分類 (2件)： 血液・体液作用薬の臨床への応用  (GW14020X) ,  循環系疾患の薬物療法  (GJ05020M)

物質索引 (1件)： ワルファリン

タイトルに関連する用語 (9件)： 癌患者 ,  静脈血栓塞栓 ,  予防 ,  ビタミンK拮抗薬 ,  経口抗凝固薬 ,  臨床効果 ,  無作為化対照試験 ,  系統的レビュー ,  トレードオフ分析