文献

J-GLOBAL ID：201802212668084472   整理番号：18A0721060

出芽酵母における老化後生存者の保存された特徴であるテラレベルおよびRNアーゼH感受性の増加【JST・京大機械翻訳】

Increased TERRA levels and RNase H sensitivity are conserved hallmarks of post-senescent survivors in budding yeast

著者 (5件)： Misino Stefano (Institute of Neurobiology and Developmental Biology, JGU Mainz, Ackermannweg 4, 55128 Mainz, Germany) ,  Bonetti Diego (Institute of Molecular Biology (IMB), Ackermannweg 4, 55128 Mainz, Germany) ,  Luke-Glaser Sarah (Institute of Molecular Biology (IMB), Ackermannweg 4, 55128 Mainz, Germany) ,  Luke Brian (Institute of Neurobiology and Developmental Biology, JGU Mainz, Ackermannweg 4, 55128 Mainz, Germany) ,  Luke Brian (Institute of Molecular Biology (IMB), Ackermannweg 4, 55128 Mainz, Germany)
資料名： Differentiation  (Differentiation)
巻： 100  ページ： 37-45  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0594B  ISSN： 0301-4681  CODEN： DFFNAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 癌細胞はテロメア維持機構(TMMs)を活性化して複製老化をバイパスし,テロメア長を維持するために染色体末端でテロメラーゼを上方制御するかまたは相同性修復(HDR)を促進することにより非致死性を達成する。後者はALTと呼ばれる。酵母テロメラーゼ変異体において,テロメアのHDRに基づく修復は,老化を回避し,無限に分割する「生存者」の発生をもたらす。これまで,酵母はHDRを介したテロメアの生成と維持を研究するための正確なモデルを提供することが証明されている。最近,lncRNA,TERRA(テロメア反復含有RNA)のアップレギュレーションがALT細胞の新しい特徴であることが確立されている。さらに,RNA-DNAハイブリッドはテロメア長と機能を維持するためにALT細胞においてテロメアでHDRを誘発すると考えられている。ここでは,確立された酵母II型生存者においても,TERRAレベルはヒトALT細胞に類似した様式で増加することを示した。高いTERRAレベルは酵母特異的サブテロメア構造,すなわちY’反復要素の存在又は不在に依存しない。さらに,RNA-DNAハイブリッドにおいてRNA部分を分解するRNアーゼH1過剰発現は酵母生存者の増殖を阻害することを示した。TERRA調節に関してさえ,酵母生存者はヒトALT細胞の多くの重要な特徴を再現する正確なモデルとして役立つことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *感受性 ,  ヒト ,  腫瘍細胞 ,  RNA【核酸】 ,  アップレギュレーション ,  テロメア ,  DNA【核酸】 ,  相同性 ,  テロメラーゼ ,  *RNアーゼH ,  *老化 ,  *酵母
準シソーラス用語： サブテロメア ,  テロメア長 ,  *生存者 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 出芽酵母 ,  老化 ,  生存 ,  保存 ,  テラ ,  RNアーゼH ,  感受性