抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者における血清カルシトニン(PCT),インターロイキン-1(IL-1)およびIL-6の発現および臨床的意義を調査する。方法:2016年1月から10月にかけて当院で診療した30例の慢性閉塞性肺疾患急性増悪期患者をAECOPD群とし、30例のCOPD安定期患者をCOPD群とし、同時期の30例の健康診断者を対照群とした。3群の血清PCT、IL-1、IL-6レベルを測定し、肺機能との関連性を分析した。結果:AECOPD群のPCT,IL-1,IL-6のレベルはCOPD群と対照群より高く,COPD群のPCT,IL-1,IL-6のレベルは対照群より高かった。AECOPD群におけるFEV1%とFEV1/FVCのレベルは,COPD群と対照群より低く,COPD群のFEV1%とFEV1/FVCのレベルは,対照群より低く,有意差があった(それぞれP<0.05)ことが明らかになった(P<0.05)。血清PCT、IL-1、IL-6発現レベルは肺機能指標におけるFEV1%、FEV1/FVCと負の相関があり、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:COPD患者の血清PCT、IL-1、IL-6は病状の重症度の増加に伴い上昇し、発現レベルは肺機能指標FEV1%、FEV1/FVCと負の相関がある。以上の因子のレベルを測定することは病状の重症度を反映し、病状の評価、臨床治療の指導に役立つ。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】