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J-GLOBAL ID:201802212817706650   整理番号:18A0353596

社会性スズメバチPseudopolybia vespiceps testacea(Vespidae,Hymenoptera)の毒から分離したマストパランPolybia-MPIIの抗菌活性の評価【Powered by NICT】

Evaluation of the antimicrobial activity of the mastoparan Polybia-MPII isolated from venom of the social wasp Pseudopolybia vespiceps testacea (Vespidae, Hymenoptera)
著者 (28件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 167-175  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0278A  ISSN: 0924-8579  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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スズメバチ毒中に見出されるペプチドのクラス,マストパランは刺傷と同様に臨床において有用な応用後に有意な効果を持っている。これらの中で社会に大きな影響を持つ感染症の原因となる微生物の制御におけるそれらの潜在的使用である。このように,本研究は,社会性スズメバチPseudopolybia vespicepsの毒液からのマストパランペプチドの単離と同定を記述し,細菌(黄色ぶどう球菌及びMycobacterium abscessus subsp.massiliense),菌類(Candida albicansとCryptococcus neoformans)とin vivoでの黄色ぶどう球菌感染に対する抗微生物プロファイルを評価した。膜細孔形成能力も評価した。マストパランは感染腹腔マクロファージにおける12.5μMでin vitroおよびex vivoでのマイコバクテリアの成長を80%減少させたが,線量(6.25 μM)での細菌細胞の形態に影響しなかった。ペプチドもS.aureusに対して強力な作用を示したin vitro(EC_50とEC_90値1.83μMおよび2.90μMの,それぞれ)及び6日間局所療法(5 mg/kg)の後のin vivo細菌負荷を減少させた。抗真菌活性は有意であり,C.albicansに対して,それぞれ12.9μMと15.3μM,C.neoformansに対してそれぞれ,11μMおよび22.70μMのEC_50とEC_90値であった。ペプチドは抗菌薬の設計におけるそれらの潜在的に関心を集め,特にそれらに対する抵抗性における微生物の難しさに起因した。この点では,Polybia-MPIIは非常に有効である,同じファミリーのペプチドと比較して低い溶血速度であった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症の治療  ,  感染症・寄生虫症一般 

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