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J-GLOBAL ID:201802212839222060   整理番号:18A2171849

エル・ニーニョ時の対流圏上層の大気応答と日本の冬の寒暖の関係

The Relationship between Upper-level Atmospheric Responses and Japanese Winter Climate during El Nino
著者 (3件):
資料名:
号: 61  ページ: 372-379  発行年: 2018年09月 
JST資料番号: S0431B  ISSN: 0386-412X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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極東において,エルニーニョ(La Nina)は典型的に熱帯における異常海面水温(SST)によって励起されたテレコネクションを経て暖かい(寒い)冬をもたらす。しかし,いくつかのENSOイベントは反対の傾向を持っている。ENSOの間の異なる中緯度応答のメカニズムを理解するために,長期再解析データセットを用いて複合解析を行った。著者らの解析は,すべてのエルニーニョ(La Nina)イベントの約63%(67%)が,日本周辺の典型的温暖(寒冷)冬と非定型イベントとして約37%(33%)に分類されることを示した。西太平洋(WP)様パターンは典型的なイベントに現れる。驚くべきことに,ENSOの間によく知られた特徴である太平洋/北アメリカ(PNA)パターンは典型的なイベントの間に不明瞭である。実際に,PNAパターンは大きな振幅を持つ非定型イベントの間に支配的である。さらに,SST分布は東太平洋だけでなく西太平洋でも異なる。これらのSST異常は,ENSOの間の中緯度における異なる大気応答を引き起こすための差異発散風異常を引き起こすように思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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大気大循環,熱帯気象 
引用文献 (14件):
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