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J-GLOBAL ID：201802212929822223   整理番号：18A1685746

雌ゼブラフィッシュの肝臓における酸化ストレスに対するカドミウム誘発代償性応答へのライフサイクル曝露【JST・京大機械翻訳】

Life-cycle exposure to cadmium induced compensatory responses towards oxidative stress in the liver of female zebrafish

著者 (3件)： Zhu Qing-Ling (Zhejiang Ocean University, Zhoushan 316022, PR China) ,  Li Wei-Ye (Zhoushan Fisheries Research Institute, Zhoushan 316022, PR China) ,  Zheng Jia-Lang (Zhejiang Ocean University, Zhoushan 316022, PR China)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 210  ページ： 949-957  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,15週間の胚からの雌ゼブラフィッシュにおける成長,生存,組織学,超微細構造,金属ホメオスタシス,および抗酸化反応に及ぼす環境関連濃度(0,2.5および5μg/L)における水性カドミウム(Cd)の影響を調べた。成長と生存率はCd曝露により有意に影響されなかった。肝臓における細胞オルガネラ,活性酸素種(ROS)レベル,脂質過酸化(LPO)の超微細構造に有意な変化はなかった。しかしながら,Cd曝露はCdおよび脂質蓄積を増加させ,亜鉛,銅および還元型グルタチオン(GSH)の含有量を減少させ,ゼブラフィッシュの肝臓における銅/亜鉛スーパーオキシドジスムターゼ(Cu/Zn-SOD)の活性を下方制御した。対照的に,カタラーゼ(CAT)のmRNAと活性レベル,Cu/Zn-SODのmRNAレベル,およびメタロチオネイン(MT)のmRNAと蛋白質レベルは上方制御された。CuおよびZn輸送体の転写調節は,魚がZnおよびCu取り込みを遅くする重要な機構である可能性がある。まとめると,著者らのデータは,長期的で低用量のCdが相互に連結した補償機構により適応応答を誘導し,それが酸化ストレスに対して魚を保護する可能性があることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ライフサイクル ,  ダウンレギュレーション ,  メタロチオネイン ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  オルガネラ ,  銅 ,  亜鉛 ,  アップレギュレーション ,  *ゼブラフィッシュ ,  *酸化ストレス ,  ホメオスタシス ,  *カドミウム ,  mRNA ,  カタラーゼ
準シソーラス用語： 超微細構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 魚 ,  抗酸化反応 ,  カドミウム曝露 ,  金属輸送と蓄積

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (9件)： 雌 ,  ゼブラフィッシュ ,  肝臓 ,  酸化ストレス ,  カドミウム ,  誘発 ,  応答 ,  ライフサイクル ,  曝露