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J-GLOBAL ID:201802212975848860   整理番号:18A1705750

都立公園内における特異的な池の堆積物中の放射性セシウムの水平・垂直分布

Radiocesium Distribution in the Core Sediments in Urban Tokyo Park
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 77-81  発行年: 2018年09月20日 
JST資料番号: L1101A  ISSN: 0917-2408  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2011年3月に発生した福島第一原子力発電所事故後,ため池等の堆積物に含まれる放射性セシウム(137Cs,134Cs)の動態には高い関心が寄せられている。本研究では,2017年12月に都市域における放射性セシウムの動態を明らかにするため,事故後初めてかい掘りが行われた東京都立光が丘公園バードサンクチュアリの池全体の空間線量率の測定および,堆積物を採取し含まれる放射性セシウムの水平・鉛直分布を測定した。池内外の1m高における空間線量率の平均は0.069±0.024μSv/h(n=1926,Ave±1σ)であり,東京都の除染基準には抵触しなかった。また,池堆積物の137Csの放射能は最大値で58.3Bq/kg-wet,平均値は30.6±11.4Bq/kg-wet(n=80,Ave±1σ)であり,水平および垂直方向への分布に偏りは見られなかった。池堆積物の中で最も高い放射能を有していた地点でのインベントリは4.10kBq/m2であった。この値は池を日本の平均的な水田と仮定した場合から推定したインベントリ(6.94kBq/m2)よりも明らかに過小であり,調査時点においてバードサンクチュアリの池の堆積物に放射性セシウムを蓄積する効果は小さい事が明らかとなった。これはバードサンクチュアリ内の池の水を常時循環させる機構が原因であると推定された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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湖沼汚濁  ,  環境の汚染及び防止 
引用文献 (19件):
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