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J-GLOBAL ID:201802213024717951   整理番号:18A0356304

ロサルタンとデキサメタゾンはIgA腎症におけるTh22細胞の浸潤を減少させるための走化性を阻害する【Powered by NICT】

Losartan and Dexamethasone may inhibit chemotaxis to reduce the infiltration of Th22 cells in IgA nephropathy
著者 (13件):
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巻: 42  ページ: 203-208  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アンギオテンシンIIは組織リモデリング過程に関与する主要な線維化因子であると考えられている,アンギオテンシンIIの阻害は腎炎症過程を停止できる。,重要な抗炎症と免疫抑制剤,デキサメタゾンは何十年も腎疾患の治療に広く用いられている。本研究では,IgA腎症のマウスモデルにおけるTh22細胞の頻度を検討し,Th22細胞に対するロサルタンとデキサメタゾンの影響の可能性を比較した。実験は,確立されたIgA腎症モデルにおける6週齢のBALB/c雌マウスを用いて行った。マウスを無作為に4群,ロサルタン(30mg/kg/d)またはデキサメタゾン(10mg/kg/d)を投与し,1か月間IgA腎症あるいは正常対照処理を施したに分離した。Th22細胞の頻度はフローサイトメトリーを介して測定した,腎形態の相対的な病理学的変化は異なる病理学的染色法で測定した。免疫組織化学はCCR10およびCCL27の発現,Th22細胞とそれに対応するケモカインに特化した受容体であることを検証するために行った。腎組織ホモジネート及び血清におけるCCL27およびIL-22の濃度はELISAを用いて検出した。ロサルタンとデキサメタゾンは1か月後Th22細胞の頻度を減少させ特異的に,メサンギウム細胞増殖も改善した。CCR10,CCL27およびIL-22の発現は,どちらか一方の薬剤処理により減少した。しかし,ロサルタンとデキサメタゾンの間に有意な差は認められなかった。これらの知見に基づいて,ロサルタンとデキサメタゾンはIgA腎症におけるTh22細胞の走化性を阻害することにより炎症反応を抑制する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生薬の薬理の基礎研究 

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