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J-GLOBAL ID：201802213102199720   整理番号：18A0330534

景観構成は海草堆積物中の炭素貯蔵を調節する【Powered by NICT】

Landscape configuration modulates carbon storage in seagrass sediments

著者 (3件)： Ricart Aurora M. (Departament d’Ecologia, Universitat de Barcelona, Av Diagonal 643 6a Planta, 08028, Barcelona, Spain) ,  Perez Marta (Departament d’Ecologia, Universitat de Barcelona, Av Diagonal 643 6a Planta, 08028, Barcelona, Spain) ,  Romero Javier (Departament d’Ecologia, Universitat de Barcelona, Av Diagonal 643 6a Planta, 08028, Barcelona, Spain)
資料名： Estuarine, Coastal and Shelf Science  (Estuarine, Coastal and Shelf Science)
巻： 185  ページ： 69-76  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0656A  ISSN： 0272-7714  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動は,自然の炭素シンクとしての海草システムへの関心が増加しており,最近の研究は,海草藻場に伴う炭素ストックを推定した。しかし,それらの変動性に影響する因子は十分に理解されていない。本論文では,景観レベル属性(パッチサイズとマトリックス組成)は海草堆積物中の炭素貯蔵にどのように影響するか評価した。連続Posidonia oceanica牧草地の表面堆積物中の有機炭素(C_org)含量と他の地球化学的特性(δ~13Cと粒径),岩石藻類礁が散在する斑状牧草地と堆積底の斑状牧草地を定量化した。も同位体組成を決定するための潜在的炭素源の試料を採取した。著者らの結果は,連続牧草地はパッチ状牧草地よりも多量C_orgを蓄積したことを示し,岩石や砂マトリックス中に埋め込まれた。連続牧草地からC_orgもより~13C富化,これは炭素の高い割合が,植物材料(原地性源)に由来することを示唆している;パッチ状牧草地(特に砂マトリックス)に対照的に,低いδ~13C値は異地性汚染源(主に浮遊粒子状有機物,SPOM)からの高い寄与を示した。これらの知見は,連続牧草地の堆積物はパッチ状牧草地のそれよりもよりC_orgを貯蔵することを示唆した。これは海草葉から寄与,SPOMよりも難治性によるものであった。一般に,特に不均一性,特定の景観構成は,海草の炭素貯蔵容量を減らすように思われる。海草の電流低下は,生息場所の分断化を誘導するので,本結果は,これらの自然炭素シンクの完全性を保存するために効果的な対策の推進のための議論を増加させた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 気候変動 ,  *二酸化炭素貯留 ,  海底堆積物 ,  *炭素 ,  不均一性 ,  浮遊 ,  有機炭素 ,  牧草地 ,  藻場 ,  岩石 ,  汚染源 ,  *堆積物 ,  粒径 ,  同位体存在比
準シソーラス用語： *海草 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 海草 ,  炭素シンク ,  炭素源 ,  景観 ,  海洋堆積物 ,  Posidonia oceanica ,  青色炭素

分類 (2件)： 同位体地質学  (DD01042T) ,  その他の同位体地球化学  (MC03020J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 景観構成 ,  海草 ,  堆積物 ,  炭素貯蔵 ,  調節