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J-GLOBAL ID:201802213180695243   整理番号:18A1715657

低用量アスピリンの長期使用による消化管出血のリスクと結腸直腸癌減少からの利益:612509患者の後ろ向き研究【JST・京大機械翻訳】

Risk of gastrointestinal bleeding and benefit from colorectal cancer reduction from long-term use of low-dose aspirin: A retrospective study of 612 509 patients
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号: 10  ページ: 1728-1736  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:心血管疾患および脳血管疾患の予防に一般的に使用されているアスピリンは,結腸直腸癌(CRC)の発生に対して保護することがよく知られているが,胃腸出血(GIB)のリスクを増加させることが知られている。本コホート研究は,CRCを予防するための低用量アスピリンの利点とGIBの関連リスクを評価することを目的とした。【方法】集団に基づくデータセットを用いて,性別一致および年齢一致対照(1:2)を有する低用量アスピリンを受けている患者の間でCRCおよびGIBの発生率および死亡率を比較した。少なくとも6か月と408339人の非使用者にアスピリンを服用している合計204170人のアスピリン利用者を分析した。患者の臨床転帰は,14年間または死亡まで記録された。結果:合計612509名の患者が含まれた;204170人のアスピリン利用者のうち5118人(2.51%)がCRCと診断された;そして,2073(1.02%)は悪性腫瘍で死亡した。一方,408339人の非アスピリン使用者のうち13336人(3.27%)がCRCと診断され,6953人(1.70%)が死亡した。競合リスク回帰を用いて,アスピリン使用はCRC死亡率を有意に減少させた(分布ハザード比=0.59;95%信頼区間=0.56から0.62)。合計9483名(4.64%)のアスピリン利用者はGIBを開発し,820名(0.40%)は死亡したが,11198名(2.74%)の非使用者はGIBを発症し,1488名(0.36%)は死亡した。アスピリン使用は,出血関連死亡率のリスクをわずかに増加させた(副分布ハザード比=1.09;95%信頼区間=1.00~1.19)。サブグループ分析は,酸分泌剤の使用がアスピリン誘発死亡率を有意に減少させることを示した。結論:アスピリンの長期使用はCRCの発生率と死亡率を減少させ,同時にGIBの発生率と死亡リスクを増加させる。酸分泌剤の併用により,出血リスクを減少させることができる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の疾患  ,  中毒一般 
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