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J-GLOBAL ID：201802213189000020   整理番号：18A0111651

供試体作製条件に着目した短繊維混合砂の強度変形特性に与える短繊維混合率の影響について

IINFLUENCE OF THE SHORT-FIBER MIXTURE RATIO ON MECHANICAL PROPERTIES OF SHORT FIBER REINFORCED SANDS FOCUSING ON DENSITY OF TEST SPECIMEN

著者 (3件)： 盛健太郎 (八戸工大 大学院) ,  橋詰豊 (八戸工大) ,  金子賢治 (八戸工大 大学院工学研究科)
資料名： ジオシンセティックス論文集  (ジオシンセティックスシンポジウム発表論文集)
巻： 32  ページ： 197-202  発行年： 2017年11月30日 
JST資料番号： L1170A  ISSN： 1344-6193  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 短繊維混合補強土は,地盤材料に長さ数十mm程度の短繊維を混合することで力学的特性や侵食に対する抵抗性,引き抜き抵抗などを向上させた地盤材料である。短繊維混合率と強度変形特性についての多くの研究が行われているが,短繊維混合の補強効果については短繊維の太さ・長さ,物性,地盤材料の特性など種々の要因が影響を与えるため,未だに解明されていない部分が多い。また,混合率と補強効果の関係については,供試体の密度の設定条件が明確でないものも多い。本研究では,供試体作製条件を2種類設定し,太さの異なる短繊維を用いて短繊維混合率を変化させた短繊維混合補強砂質土の三軸圧縮試験を実施した。その結果,各混合率それぞれに対して締固め試験を実施して最大乾燥密度を求め締固め度を一定にした場合と砂のみの最大乾燥密度をもとに締固め度を一定にした場合には,混合率と強度・変形特性が異なる傾向を示すことなどがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 土木構造物 ,  靱性 ,  *土壌 ,  建設工法 ,  *ステープルファイバ ,  補強 ,  三軸圧縮試験 ,  締固め試験 ,  *比率 ,  *混合 ,  *砂 ,  短繊維混合補強土 ,  補強土 ,  機械的性質
準シソーラス用語： *強度変形特性 ,  最大乾燥密度 ,  短繊維混合砂 ,  短繊維混合補強土工法 ,  短繊維混合率

分類 (1件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (7件)：

• 宮本慎太郎・安福規之・大嶺聖・石藏良平・山脇敦・川井晴 至:引張試験機による埋立廃棄物地盤の引張強度特性の解明 と強度評価法の提案,ジオシンセティックス論文集,Vol. 28, pp. 229-236, 2013.
• 野添重晃ほか:ファイバーにより微視的に補強された粒状体 のファイバー混合率が強度特性に及ぼす影響評価,土木学会 論文集A2(応用力学),Vol.62, No.2, pp. I351-I360, 2013.
• 土木研究センター:発生土利用促進のための改良工法マニュ アル,1997.
• 奥山広樹,峯岸邦夫,巻内勝彦:短繊維混合補強土における 補強材混合量の影響,ジオシンセティックス論文集,Vol. 26, pp. 89-94, 2011.
• 古賀新太郎,佐藤研一,藤川拓朗,古賀千佳嗣:短繊維混合 処理土の強度・変形特性に及ぼす繊維長の影響,ジオシンセ ティックス論文集,Vol. 30, pp. 105-110, 2015.

タイトルに関連する用語 (6件)： 供試体 ,  作製条件 ,  着目 ,  短繊維 ,  砂 ,  変形特性