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J-GLOBAL ID:201802213311018010   整理番号:18A0711660

Ru(II)/ホスフィン/アミノ酸錯体の細胞毒性活性と構造特性【JST・京大機械翻訳】

Cytotoxic activity and structural features of Ru(II)/phosphine/amino acid complexes
著者 (10件):
資料名:
巻: 182  ページ: 48-60  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0908A  ISSN: 0162-0134  CODEN: JIBID  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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13の新しいルテニウムアミノ酸錯体を合成し,特性化した。それらは,α-アミノ酸(AA)と[RuCl_2(P-P)(N-N)]との反応により得られた。ここで,P-P=1,4-ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン(dppb)または1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン(dppp)とN-N=4,4′-ジメチル-2,2′-ビピリジン(4′-Mebipy),5,5′-ジメチル-2,2′-ビピリジン(5′-Mebipy)または4,4′-メトキシ-2-2′-ビピリジン(4′-MeObipy)。これにより,AA=グリシン(Gly),L-アラニン(Ala),L-バリン(Vアール), L-チロシン(Tyr),L-トリプトファン(Trp),L-ヒスチジン(His)およびL-メチオニン(Met)のような[Ru(AA-H)(P-P)(N-N)]PF_6として定式化された一群の錯体を得た。すべての化合物を元素分析,分光学的および電気化学的技術によって特性化した。[Ru(AA-H)(P-P)(N-N)]PF_6錯体は八面体(AA-H配位子結合はN-アミンとO-カルボキシラート),反磁性(低スピンd~6,S=0)と可視領域の電子遷移によるバンドを含む。錯体の1H,13C{1H}および31P{1H}NMRスペクトルは,C_2対称性の存在およびジアステレオ異性体の同定を示した。化合物及びシスプラチンのin vitro細胞毒性アッセイを,MDA-MB-231(ヒト乳房)腫瘍細胞株及び非腫瘍乳房細胞株(MCF-10A)を用いて行った。ほとんどの錯体は,参照薬物シスプラチンに匹敵するIC50値を有する有望な結果を示し,L-Trpを含む錯体に対して高い選択性指標が見出された。血液輸送体蛋白質ヒト血清アルブミン(HSA)に対するタイプ[RuCl_2(dppb)(NN)](N-N=4′-MeObipy又は4′-Mebipy)の2つのRu前駆体の結合を蛍光及び円偏光二色性分光法により評価した。両錯体は,おそらくTrp214付近の疎水性ポケットにおいてHSAと結合し,4′-MeObipyを含むRu錯体は4′-MebipyよりHSAに対して高い親和性を示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
白金族元素の錯体 

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