文献
J-GLOBAL ID:201802213316444845   整理番号:18A0329729

アルツハイマー病治療のための多機能薬剤候補としての新規フェルラ酸O-アルキルアミン誘導体の設計,合成および評価【Powered by NICT】

Design, synthesis and evaluation of novel ferulic acid-O-alkylamine derivatives as potential multifunctional agents for the treatment of Alzheimer’s disease
著者 (12件):
資料名:
巻: 130  ページ: 379-392  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0845A  ISSN: 0223-5234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
一連の新規フェルラ酸O-アルキルアミン誘導体を設計,合成し,Alzheimer病に対する多標的指向性配位子として評価した。in vitro研究は,すべての合成した目標化合物はブチリルコリンエステラーゼ(BuChE),自己誘導β-アミロイド(Aβ)凝集の有意な阻害/分解に対する印象的な阻害活性を示し,潜在的抗酸化剤として作用することを示した。特に,最も強力なBuChE阻害剤(ウマ血清BuChEのIC_50値は0.021μMで,ratBuChE8.63μMと0.07μMのヒト血清BuChEの)の一つである化合物7Fは良好なアセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害剤(デンキウナギAChEに対するIC_50=2.13μM,ratAChEとヒト赤血球の3.82μM,1.8μM AChE)であることが分かった,分子ドッキングの結果は,その選択的BuChE阻害活性の説明を提供した。化合物7fは,自己誘導Aβ_1 42凝集(50.8±0.82%)に顕著な阻害効果を有したが,自己誘導Aβ_1 42凝集(38.7±0.65%),さらに透過型電子顕微鏡法により明らかにしたを分割することが分かった。一方,化合物7fは低毒性で,H_2O_2~誘導PC12細胞損傷に対する良好な保護効果,適度な抗酸化活性(トロロックスの0.55当量)を示した。さらに,化合物7fはin vitro血液脳関門(BBB)を通過できた。注目すべきことに,化合物7fは1000mg/kgまでの用量でマウスに急性毒性を示さず,ステップダウン型受動的回避試験はマウスにおけるこの化合物を有意に逆転したスコポラミン誘導記憶欠損を示した。総合すれば,結果は,化合物7fはAlzheimer病の治療に非常に有望な多機能剤,特にADの進行段階であることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  薬物の合成 

前のページに戻る