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J-GLOBAL ID：201802213370589329   整理番号：18A1292407

苔状線維出芽における軸索誘導の分子および細胞機構【JST・京大機械翻訳】

The Molecular and Cellular Mechanisms of Axon Guidance in Mossy Fiber Sprouting

著者 (2件)： Koyama Ryuta (Laboratory of Chemical Pharmacology, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The University of Tokyo) ,  Ikegaya Yuji (Laboratory of Chemical Pharmacology, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The University of Tokyo)
資料名： Frontiers in Neurology (Web)  (Frontiers in Neurology (Web))
巻： 9  ページ： 382  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7085A  ISSN： 1664-2295  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 苔状線維発芽がてんかん原性であるかどうかの疑問は解決されていない。発芽によって誘発された再発性興奮性および抑制性回路仮説の両方が実験的に支持されている(完全ではない)。従って,苔状線維発芽がてんかんの潜在的治療標的であるかどうかは議論の下に残っている。さらに,苔状線維発芽の軸索誘導機構は神経科学者の興味を引き付けている。苔状線維の発芽は,基本的に非プラスチック成体脳においていくつかの珍しい軸索成長特徴を示す。例えば,軸索側枝の強固な分岐は,既存の原発性苔状線維軸索から生じる。成人期における分岐機構の理解は,強力な軸索再成長が必須である神経再生医学における軸索再生療法に寄与する可能性がある。さらに,顆粒細胞は神経原性歯状回において生命を通して産生されるので,新たに発生した顆粒細胞の苔状線維がてんかん性脳における発芽苔状線維の既存の軌跡に従うかどうかを調べることは興味深い。これらの軸索誘導機構を理解することは,ニューロン移植療法に寄与する可能性があり,そこでは,既存の神経回路への移植ニューロンの取り込みが不可欠である。このように,苔状線維発芽の軸索誘導機構を明らかにすることは,中枢神経系(CNS)ネットワーク再編成と可塑性の理解につながる可能性がある。ここでは,主にin vitro研究を考察することにより,苔状線維発芽における軸索誘導の分子および細胞機構をレビューした。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 発芽 ,  神経科学 ,  治療法 ,  in vitro実験 ,  歯状回 ,  BDNF ,  顆粒細胞 ,  塑性 ,  ネットワーク ,  てんかん ,  成体 ,  *軸索
準シソーラス用語： 神経 ,  *軸索誘導 ,  *苔状線維 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 海馬苔状線維 ,  軸索誘導 ,  てんかん ,  BDNF ,  ネトリン ,  歯状回

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 苔状線維 ,  出芽 ,  軸索誘導 ,  分子 ,  細胞