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J-GLOBAL ID:201802213486892817   整理番号:18A1940558

胆嚢癌における予後バイオマーカーとしてのS100カルシウム結合蛋白質A9の同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of S100 calcium binding protein A9 as a prognostic biomarker in gallbladder cancer
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  ページ: 62-67  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3470A  ISSN: 2214-5400  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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胆嚢癌(GBC)は,胆管の最も致死的なオーファン悪性腫瘍であり,予後が悪く,インド北部から主に報告されている世界的な発生率を変化させている。さらに,GBCの早期診断バイオマーカーはまだ決定されていない。以前の研究は,S100A9が種々の悪性腫瘍の予後と関連することを示した。S100A9(calgranulin BまたはMyeloid related protein-14)は,細胞外機能と同様に広範な細胞内機能を有するカルシウム結合蛋白質である。以前の報告は,S100A9が悪性発生と癌進行を刺激し,他の炎症性疾患にも関与することを示した。これまで,GBCにおけるS100A9の発現と後成的調節に関する研究はなされていない。従って,本研究はGBCにおけるS100A9の発現及びプロモーターメチル化状態を調べ,GBCの診断バイオマーカーとしての有用性を評価することを目的とした。メチル化特異的PCR(MS-PCR)を行い,S100A9遺伝子プロモーターのメチル化状態を測定した。半定量的および定量的RT-PCRを行い,腫瘍および非腫瘍組織における発現レベルを評価した。免疫組織化学(IHC)を行い,その細胞分布を理解した。統計解析は,対ケースと対照組織サンプルに対する学生のt検定と複数の比較手順に対する一方向ANOVAを用いて行った。S100A9のMS-PCRは,隣接する非腫瘍(ANT)組織で75%(9/12),GBC症例で約25%(3/12)のプロモーター領域でメチル化(p=0.022)を示した。RT-PCR分析は,転写レベルでGBCにおけるS100A9のアップレギュレーションを明らかにした。IHC分析は,さらに転写レベルの変化を支持し,GBCにおいてS100A9(62%;36/58),非腫瘍において約(40%;12/30)に陽性を示した(p<0.048)。本研究は,S100A9遺伝子プロモーターにおける高発現と低メチル化を示し,DNAメチル化がGBCにおけるS100A9発現の調節において重要な役割を果たすことを示唆した。しかし,GBCのバイオマーカーとしての有用性を決定する前に,試料のより大きなプールにおけるこれを確認するためのさらなる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
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