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J-GLOBAL ID:201802213500956345   整理番号:18A1887094

クロマツ実生を利用した海岸林再生技術の開発 2015年度~2017年度

著者 (2件):
資料名:
号: 55  ページ: 9-18  発行年: 2018年07月 
JST資料番号: Z0405A  ISSN: 1348-9445  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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マツ枯れにより荒廃が進んだ海岸クロマツ林を早期に回復させるため,菌根菌と苗木コンテナを活用することで高い活着率・成長量を期待できるクロマツコンテナ苗の作成を試みた。まず,苗木作成時に活用できる菌根菌を探索するため,海岸クロマツ林の菌根性子実体の発生状況を調査した。次に,子実体発生地の海岸土壌を用いてクロマツを育成し,菌根菌接種源として海岸土壌を利用できるかどうかを調べた。そして,菌根菌の接種源として海岸土壌を用いたクロマツコンテナ苗を作成した。その結果,菌根性子実体の発生状況から,若いクロマツはショウロとの共生関係が強い可能性が示唆された。また,ショウロが優占的に発生した場所の土壌を用いてクロマツを育てるとショウロの菌根を形成させることができたが,TR比が大きくなることも分かった。ショウロを含む様々な菌根性子実体が優占した海岸土壌を活用して育てたコンテナ苗も今のところ順調に生育している。今後,コンテナ苗の菌根形成状況,TR比,植栽後の活着率・成長量を調査することで,どの菌根菌に感染したクロマツコンテナ苗が海岸地域に適しているかを明らかにしていく。(著者抄録)
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