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J-GLOBAL ID：201802213561639850   整理番号：18A1294313

結節性紅斑の患者におけるサイトカイン発現に対するプレドニゾロン治療の効果【JST・京大機械翻訳】

The Effects of Prednisolone Treatment on Cytokine Expression in Patients with Erythema Nodosum Leprosum Reactions

著者 (11件)： Negera Edessa (Faculty of Infectious Tropical Diseases, London School of Hygiene and Tropical Medicine) ,  Negera Edessa (Armauer Hansen Research Institute) ,  Walker Stephen L. (Faculty of Infectious Tropical Diseases, London School of Hygiene and Tropical Medicine) ,  Bobosha Kidist (Armauer Hansen Research Institute) ,  Bekele Yonas (Armauer Hansen Research Institute) ,  Endale Birtukan (Armauer Hansen Research Institute) ,  Tarekegn Azeb (Armauer Hansen Research Institute) ,  Abebe Markos (Armauer Hansen Research Institute) ,  Aseffa Abraham (Armauer Hansen Research Institute) ,  Dockrell Hazel M. (Faculty of Infectious Tropical Diseases, London School of Hygiene and Tropical Medicine) ,  Lockwood Diana N. (Faculty of Infectious Tropical Diseases, London School of Hygiene and Tropical Medicine)
資料名： Frontiers in Immunology (Web)  (Frontiers in Immunology (Web))
巻： 9  ページ： 189  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7074A  ISSN： 1664-3224  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結節性病変(ENL)は,主にlepromatous leprosy(LL)および境界線状隆起性病変を有する患者において発生する全身性炎症性合併症である。プレドニゾロンはENL反応の治療に広く用いられているが,臨床的改善は変化している。しかし,ENL反応を有する患者における炎症性サイトカインに対するプレドニゾロン治療の効果に関しては,in vivoデータはほとんどない。結果として,ENLの治療と再活動後エピソードの治療と管理は,しばしば治療的挑戦をもたらす。炎症性サイトカインTNF,IFN-γ,IL-1β,IL-6,IL-17に対するプレドニゾロン治療の効果と,ENL患者の皮膚病変と血液中の調節性サイトカインIL-10とTGF-βを調査し,非反応性LL患者対照と比較した。症例対照研究を用いて,ENL患者30名と非反応性LL患者30名をALART病院(エチオピア)で対照した。血液および皮膚生検サンプルを,プレドニゾロン治療の前後に各患者から得た。ENL症例とLL対照の患者からの末梢血単核細胞を,M.leprae全細胞超音波(MLWCS),フィトヘマグルチニンまたは6日間の刺激なしで培養した。上清を,炎症性および調節性サイトカインに対する酵素結合免疫吸着検定法で評価した。サイトカイン遺伝子発現のために,mRNAを全血および皮膚病変から分離し,次にcDNAに逆転写した。mRNA遺伝子発現は,TNF,IFN-γ,IL-β,TGF-β,IL-17A,IL-6,IL-8およびIL-10に特異的なリアルタイムPCR分析を用いて,Light Cycler上で定量した。サイトカイン:TNF,IFN-γ,IL-1β,およびIL-17Aのex vivo産生は,ENLを有する未治療患者において有意に増加した。しかし,IL-10産生は,ENLを有する未処置患者で有意に低く,治療後に有意に増加した。ENL患者におけるIL-6とIL-8のex vivo産生は,プレドニゾロン治療前後で統計的に有意差を示さなかった。TNF,IFN-γ,IL-1β,IL-6,IL-17Aに対する血液と皮膚病変のmRNA発現は,治療後のENL患者で有意に減少したが,IL-10とTGF-βのmRNA発現は治療後の血液と皮膚病変の両方で有意に増加した。本研究はプレドニゾロン治療前後のENL反応患者における炎症性及び調節性サイトカインの動態に及ぼすプレドニソロンの影響を調べた最初の研究である。著者らの知見は,プレドニゾロンが,これらの炎症性サイトカインを産生する免疫細胞の直接的または抑制を介して,ここで研究された炎症性サイトカインを調節することを示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： TGFβ ,  皮膚障害 ,  *患者 ,  インターロイキン6 ,  炎症 ,  インターロイキン8 ,  *治療法 ,  インターロイキン10 ,  *サイトカイン ,  ELISA ,  炎症性サイトカイン ,  リアルタイムPCR法 ,  mRNA ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： インターロイキン17A , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： サイトカイン ,  結節性紅斑 ,  ハンセン病 ,  プレドニゾロン ,  反応 ,  治療 ,  2型反応

分類 (2件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  サイトカイン  (EB08090G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 結節性紅斑 ,  患者 ,  サイトカイン発現 ,  プレドニゾロン ,  治療