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J-GLOBAL ID：201802213579486858   整理番号：18A0359339

実体験型評価グリッド法による評価構造の抽出

著者 (3件)： 大井尚行 (九大 大学院芸術工学研究院) ,  有馬万結 (九大 大学院芸術工学府) ,  高橋浩伸 (熊本県大 環境共生)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 24  号： 56  ページ： 229-232  発行年： 2018年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・建築などの環境評価に用いる評価グリッド法で個人の評価構造をうまく抽出するための「実体験型評価グリッド法」を提案し実際の建築環境に試験適用して検証。
・複合商業施設の休憩スペースなど言葉だけでは環境想起が困難な3種類の建築環境での実験では円滑に有効な回答を取得でき意識の中の評価構造も引き出すことに成功。
・写真画像では抽出されない現場の雰囲気やそこで感じる精神的要素や動的要素,周辺の音環境など実際に体験したことで得られる評価項目も多数抽出。

シソーラス用語： *建築環境 ,  アナログ方式 ,  *意識調査 ,  アンケート ,  質問 ,  *住民意識 ,  心理学学説 ,  経験 ,  環境アセスメント ,  建築心理 ,  画像認識 ,  視認 ,  面接調査 ,  都市景観 ,  建築設計
準シソーラス用語： パーソナル・コンストラクト理論 ,  心象風景 ,  評価グリッド法

分類 (1件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (5件)：

• 1) 讃井純一郎,乾正雄:レパートリー・グリッド発展手法による住環境評価構造の抽出,日本建築学会計画系論文報告集 第367号, pp.15-22, 1986.9
• 2) 日本建築学会編:住まいと街をつくるための調査のデザイン,オーム社,2011.3
• 3) 大井尚行,髙橋浩伸,樋渡郁子:生活環境における「健康」のイメージ構造の抽出 イメージグリッド法の開発,芸術工学研究15号 九州大学大学院芸術工学研究院紀要(研究論文),pp.15-27,2011.12
• 4) イメージグリッド法を用いた健康形成要因構造に関する研究 髙橋浩伸,大井尚行(九州大学),日本建築学会環境系論文集 第80巻 第715号pp695-701,2015.9
• 5) Onoue, Y., Kukimoto, N., Sakamoto, N., & Koyamada, K. E-Grid: a visual analytics system for evaluation structures. Journal of Visualization, 19(4), pp.753-768, 2016.11

タイトルに関連する用語 (2件)： 評価グリッド法 ,  評価