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文献
J-GLOBAL ID:201802213601495885   整理番号:18A0602881

スギ切削チップの静置通風乾燥

Stationary-type Drying for Cutting Chip of Japanese Cedar
著者 (2件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 18-23  発行年: 2018年03月15日 
JST資料番号: L0964A  ISSN: 0388-8517  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ハウス暖房の加温ボイラーの燃料の重油を地域資源である木質チップで代替するため,バイオガス発電の余剰排熱等を利用してチップを燃焼利用前に効率的に乾燥することを想定し,スギ生木切削チップの静置通風乾燥する基礎試験および実規模試験を行った。0.1m3規模の基礎試験では,堆積高さ30cm,送風量14.2L/s,送風温度95°Cの条件で210minで乾燥でき,送風量および送風温度が一定の条件では乾燥に要する時間は堆積高さに比例することが明らかになった。1m3の実規模試験からは,送風温度100°Cで乾燥時間は580minであった。自作した乾燥ベースと簡易堆肥器を組み合わせて木チップの乾燥が実用的に行えることが明らかとなったことから,乾燥ベースと組み合わせて使用する市販の簡易堆肥器を改良した送風乾燥用耐熱フレコンを試作した。この耐熱フレコンでの乾燥時間は,送風温度100°Cで14.5hになると推定する。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
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作物栽培施設  ,  農業経済,農業経営 
引用文献 (13件):
  • 福島県農林水産部森林計画課(2013):森林の放射性物質による汚染状況について,1-13.
  • 福島県農林水産部林業振興課(2013):福島県木質バイオマス安定供給の手引き,1-128.
  • 福島県木質バイオマスエネルギー利用検討委員会(2013);福島県木質バイオマス安定供給指針,1-15.
  • 稲田将人(2005):木材資源を熱源とする促成栽培用ストーブの開発における原料の影響,高知工科大学フロンティア工学コース平成16年度学士論文,1-21.
  • 岩手県林業技術センター(2006):チップボイラー燃料利用のための木材の自然乾燥(その1)-木材チップの保管条件別の含水率変化-,岩手県林業技術センター研究成果速報,220,1.
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タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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