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J-GLOBAL ID：201802213643574452   整理番号：18A1397143

新・海洋資源活用術 大量発生したウニを商品レベルに育てる

著者 (1件)： 吾妻行雄 (東北大 大学院農学研究科)
資料名： 産学官連携ジャーナル(Web)  (Journal of Industry-Academia-Government Collaboration (Web))
巻： 12  号： 5  ページ： 12-14 (WEB ONLY)  発行年： 2016年05月15日 
JST資料番号： U1202A  ISSN： 1880-4128  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・東日本大震災による津波で宮城県志津川湾の75%のアラメ藻場が崩壊したが,地震に伴う地盤沈下でアラメ幼体が岸側に大量に成育し,2013年春には成体に成長して藻場は回復してその面積は震災前よりも拡大。
・しかし同年秋ごろから2011年生まれのキタムラサキウニが突如増加し,生育するアラメを食べて藻場が崩壊,増えたウニは飢餓状態となってアラメ藻場をさらに崩壊させ,身の入らない痩せウニばかり,藻場の崩壊防止のためウニを間引く必要有。
・短期間篭に入れて餌を与えて育成し品質を向上させて商品価値を高めるため,漁業協同組合の協力を得て2014年に篭による育成を実施,湾内で採集したウニを漁港内で水深4.5mの海中で垂下養殖し,マコンブを7~10日ごとに飽食給餌した結果,アラメ群落,無節サンゴモ群落の個体と比較して遜色のない品質,官能評価を獲得。

シソーラス用語： *水産資源 ,  *ウニ ,  商品化 ,  間引 ,  津波 ,  アラメ ,  コンブ科
準シソーラス用語： 海洋資源 ,  *資源活用 ,  大量発生 ,  藻場回復 ,  *キタムラサキウニ ,  垂下養殖 ,  漁業協同組合 ,  東日本大震災 ,  志津川湾 ,  マコンブ ,  中間育成 ,  飽食給餌

分類 (3件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  食品工業一般  (FJ02010F) ,  動物性水産食品  (FJ13020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 海洋 ,  資源活用 ,  大量発生 ,  ウニ ,  商品