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J-GLOBAL ID：201802213662160890   整理番号：18A0437801

タイタンの電離層における大アニオンを生成する可能な中間体段階としてのアセチレンとC_5N~ の反応【Powered by NICT】

The reaction of C₅N^- with acetylene as a possible intermediate step to produce large anions in Titan’s ionosphere

著者 (5件)： Linden Carl Fredrik (Stockholm University, Roslagstullsbacken 21, Stockholm, Sweden. [e-mail]) ,  zabka Jan ,  Polasek Miroslav ,  Zymak Illia ,  Geppert Wolf D.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 8  ページ： 5377-5388  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反応C_5N~-+C_2H_2の理論的および実験的研究を行った。Cassiniプラズマスペクトロメータによるタイタンの上層大気中の検出された大きなアニオンの成長機構は,まだほとんど知られていないので,この反応は,天体物理学的関心事である。実験研究は,種々の反応チャンネルの同定とそれらの反応しきい値の評価を可能にするタンデム四重極質量分析計を用いて行った。これらの研究の結果は,ab initio計算の予測,観察された生成物とその熱力学的性質を導く可能な経路を同定しと比較した。これらの計算は,これらの生成物の大部分は反応物エネルギーの1eV以上上に位置するエネルギー障壁を介してのみ接近できる」ことを明らかにする。多くの場合,ab initio計算により予測したしきい値を実験的に観察されたものと良く一致した。例えば,C_7N~-に導く鎖延長反応,わずかに発熱性であるが,は1.91eVのエネルギー障壁を有していた。標題反応は星間媒体や惑星電離層のような寒冷環境における大きなアニオンの形成の原因であると幾分そうであるとみなすことができる。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 高層大気 ,  宇宙物理学 ,  四重極質量分析計 ,  熱力学的性質 ,  *電離層 ,  鎖延長反応 ,  チャネル ,  惑星 ,  *アニオン ,  アルキン
準シソーラス用語： 寒冷環境 ,  エネルギー障壁 ,  第一原理計算 ,  Cassini ,  *タイタン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 塩  (CD01050V) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (1件)： アセチレン

タイトルに関連する用語 (6件)： タイ ,  電離層 ,  アニオン ,  中間体 ,  段階 ,  アセチレン