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J-GLOBAL ID:201802213678785025   整理番号:18A1645003

塩性湿地塩生植物におけるイットリウムと希土類元素の分別【JST・京大機械翻訳】

Yttrium and rare earth elements fractionation in salt marsh halophyte plants
著者 (9件):
資料名:
巻: 643  ページ: 1117-1126  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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塩湿地は異なる金属(例えば重金属)の天然堆積物として作用するが,塩生植物は異なる組織においてそれらを保持し蓄積することが知られている。これらの植物におけるYREEの蓄積,分配および分別に関するデータはほとんど存在しない。塩生植物とYREEの間の関係を研究するために,これらの金属の含有量を,堆積物中のICP-MSによって,そして,異なる植物器官において,Taagus河口(SWヨーロッパ)におけるRosarioの塩性湿地から測定した。結果は,堆積物間のYREE含有量に有意差(p<0.001)を示した。非コロニー化堆積物Yでは,Sarcocornia fruticosaおよびSpartina maritima堆積物コア(それぞれ19~26および20~26mg kg-1)と比較して低かった(5.0~18mg kg-1)。ΣREEについては,非コロニー化堆積物(32~138mg kg-1)において低い値を示したが,コロニー化した堆積物においては,S.fruticosaおよびS.maritimaに対して高い含有量(それぞれ146~174および151~190mg kg-1)を示した。これらの有意差(p<0.05)は堆積物の性質によって説明される。非コロニー堆積物におけるイットリウムとΣREE Al正規化比は,それぞれ1.5~2.3と11~13の範囲であった。コロニー化された堆積物は,S.fruticosaに対してY/Al:1.8~2.3及びΣREE:13~16,S.maritimaに対してY/Al:1.4~2.3及びΣRE:12~18の有意に高い比(特にΣREE/Al比に対して)を示した。結果は,これらの植物が堆積物中のYREE濃縮を促進する可能性があることを示唆する。堆積物と両種の根における分別パターンの差は見られなかったが,分別は堆積物のそれらと異なり,類似の中REE(MREE)濃縮と軽REE(LREE)と重REE(HREE)分画を伴った。地上器官へのYREE移動の証拠は観察されなかった。茎と葉における異なる分画パターンを記録し,HREEに対するLREEの明確な濃縮とMREE濃縮の増加を示した。したがって,これらの植物はYREEを蓄積し,転座する能力が低いが,堆積物中の濃縮を促進する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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重金属とその化合物一般 
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