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J-GLOBAL ID:201802213741263905   整理番号:18A2141272

熱帯ジャポニカ稲の多様性パネル内における主要温度変異

Cardinal temperatures variability within a tropical japonica rice diversity panel
著者 (12件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 256-265 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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気温は,現在と今後の気候シナリオにおけるイネの生育,発生と生産を制御する最も重要な気候要因のひとつであり,限界温度や変動温度がますます頻繁に発生する状況を予測する。地理的起源と作付け地域の範囲が大きいので,熱帯ジャポニカイネ亜種には気温に対する応答に遺伝的多様性がある可能性があり,それは適応性が高いイネ品種の育成に重要な関心事となる。制御環境において,195系統(175ジャポニカ+20参考品種)のパネルを供試して,16~35°Cの一定温度での6処理に応答した主茎における第6葉の伸長率(LERmax)のモニタリングに基づいて主要(基準,最適と最大)温度を推定した。LERmax,主要温度と関連する不確実性を推定する目的にあわせた統計的枠組みを検討した。開発した統計的枠組みは,これまでに報告された方法,特に基準温度と比較して,推定された主要温度の精度を向上させた。最大温度は推定するには難しく,今後の研究が必要である。基準と最適温度に関して有意な遺伝的変異が指摘され,熱帯ジャポニカ亜種は,種々の温度状況に適応したイネ品種を育成するのに適切な遺伝子プールとなることが示唆された。これらの結果から,また,品種依存型の主要温度値を用いることは,品種×環境相互作用を説明する作物生育モデルの方法,現在と今後の気候条件における予測値を高めることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  作物育種一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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