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J-GLOBAL ID:201802213784734049   整理番号:18A2080690

くも膜下出血はラット脳歯状回におけるSer1412でのニューロン一酸化窒素シンターゼりん酸化を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Subarachnoid hemorrhage induces neuronal nitric oxide synthase phosphorylation at Ser1412 in the dentate gyrus of the rat brain
著者 (8件):
資料名:
巻: 81  ページ: 67-74  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0926A  ISSN: 1089-8603  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは以前に,周期的AMP依存性蛋白質キナーゼ(PKA)が前脳虚血後の海馬歯状回においてSer~1412でニューロン一酸化窒素シンターゼ(nNOS)をリン酸化することを示した。このリン酸化事象はNOS活性を活性化し,脳虚血後の抑制に寄与する可能性がある。本研究において,くも膜下出血(SAH)直後のSer~1412におけるnNOSのリン酸化における経時的及びトポグラフィー的変化を明らかにした。SAHのラット単一出血モデルにおいて,海馬と隣接皮質をSAHの24時間後に採取した。自己血を注入しなかったラットからの試料を対照として用いた。NOSはADP-アガロースゲルを介して粗試料から部分的に精製した。ウェスタンブロット分析と免疫組織化学を用いて,ラット海馬と皮質において,Thr~1412(p-nNOS),PKA,およびp-PKAにおいてThr~197でリン酸化されたnNOS,nNOSのレベルを研究した。ウェスタンブロット分析によると,Ser~1412におけるp-nNOSのレベルは海馬で有意に増加したが,SAHの1~3時間後には皮質では増加しなかった。免疫組織化学により,歯状回におけるSer~1412およびPKAにおけるnNOSのリン酸化が明らかになったが,SAHの1時間後にはCA1領域においてではなかった。また,血液の代わりに食塩水を注入すると,注射後1時間で海馬におけるSer~1412におけるp-nNOSのレベルが有意に上昇した。頭蓋内圧(ICP)の即時増加は一過性脳虚血を誘導し,歯状回におけるSer~1412におけるnNOSのPKA仲介リン酸化を促進する可能性がある。このシグナル伝達経路は一酸化窒素(NO)の過剰生産を誘導し,SAH後の認知機能障害に関与する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  神経の基礎医学 

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