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J-GLOBAL ID：201802213793496343   整理番号：18A0332079

麗江における川岸地帯における土壌酵素活性に及ぼす異なる浸水期間の影響【Powered by NICT】

Effects of different inundation periods on soil enzyme activity in riparian zones in Lijiang

著者 (3件)： Geng Yuqing (College of Forestry, Beijing Forestry University, Beijing 100083, China) ,  Wang Dongmei (School of Soil and Water Conservation, Beijing Forestry University, Beijing 100083, China) ,  Yang Wenbin (College of Forestry, Beijing Forestry University, Beijing 100083, China)
資料名： CATENA  (CATENA)
巻： 149  号： P1  ページ： 19-27  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1943A  ISSN： 0341-8162  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 川岸地帯における最も重要な環境プロセスは種々の有機化合物からの炭素,窒素およびりんの放出である。土壌微生物の細胞外酵素は有機物質栄養素の生物地球化学的循環に関与し,水質を制御するために重要である。本研究の目的は,土壌酵素の活性は川岸地帯における異なる浸水期間の影響を受けたかどうかを決定し,土壌酵素活性に影響する主要な因子を同定した。麗江,桂林市,中国の三地点(Weijiadu,Lijiaocun,Daxu)における河川流に垂直トランセクト内の三の研究区画を受ける異なる浸水条件(長い浸水,中程度の浸水,及び稀な浸水)した。土壌物理化学的性質,溶存栄養成分および土壌酵素活性を分析した。酸性ホスファターゼ,アルカリ性ホスファターゼ,およびアリールスルファターゼの活性は有意に増加した浸水頻度は減少したが,グルコシダーゼ,β-N-アセチルグルコサミニダーゼ,グリシンアミノペプチダーゼ,L-ロイシンアミノペプチダーゼ,デヒドロゲナーゼの活性は中程度または稀な浸水を受けるよりも長い浸水を受けた研究区で有意に高かった。線形回帰は,殆どヒドロラーゼとデヒドロゲナーゼ活性は土壌粘土含量,土壌有機物,土壌水含量の影響を受け,他の因子であったことを示した。NO_3~ -Nは酸性ホスファターゼ,L-ロイシンアミノペプチダーゼ,グリシンアミノペプチダーゼの活性を制限した。ポリフェノールオキシダーゼ活性は土壌水分含量と可給態カリウムによって制約されたがNO_3~ Nにより促進された。著者らの研究は,より長い浸水期間を土壌酵素活性を増加させることができることを示した。微生物活性を維持し,水汚染を最小化するための,高NO_3~ N負荷を減らすことが重要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 水質汚濁 ,  酸性ホスファターゼ ,  土壌微生物 ,  土壌有機物 ,  窒素 ,  *土壌酵素 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  土壌含水量 ,  リン ,  アリールスルファターゼ ,  栄養素 ,  デヒドロゲナーゼ ,  中華人民共和国 ,  *浸水
準シソーラス用語： *土壌酵素活性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 浸水 ,  溶存有機物質 ,  加水分解酵素 ,  酸化酵素 ,  NO_3~-N

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 川岸地帯 ,  土壌酵素活性 ,  浸水