抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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表皮成長因子(EGF)および形質転換成長因子-α(TGF α)は人乳中の重要な成長促進因子であり,新生児の消化管機能に重要な役割を果たしている。本研究の目的は,異なる泌乳期と異なる地域からの母乳中のEGFとTGF-α含量を比較し,さらに母乳中のEGFとTGF-αの濃度に及ぼす母体食の影響を分析することであった。杭州(n=76),蘭州(n=76),北京(n=76),中国から1日目(初乳),14日(移行乳)および第42日(成熟乳)の授乳中の母親から得た母乳試料と24時間食事記録。EGFとTGF-αレベルは酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)により測定した。母乳におけるEGFの濃度は,乳汁分泌期間(p<0.001)で減少した母乳中のTGF-α含量は授乳期(p<0.001)で増加した。三泌乳期間のすべての間,蘭州参加者からの母乳中のEGF含有量は北京と杭州参加者(p<0.001)よりも有意に高く,北京からの母乳中のTGF-α含量は蘭州と杭州から(p<0.001)よりも有意に高かった。母乳におけるEGFの濃度は蛋白質(p=0.042),全エネルギー(p=0.031),野菜(p=0.002),果物(p<0.001),大豆製品(p=0.001)と乳製品(p<0.001)摂取量の増加につれて減少し,母乳中のTGF-α含量は炭水化物(p=0.023)及び乳製品(p=0.011)摂取量の増加につれて増加し,蛋白質(p=0.008)と肉(p=0.016)摂取量の増加につれて減少した。母乳中のEGFとTGF-α含量は領域および授乳期に大きく影響し,母親の食事と強い関係があった。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】