抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】重篤な熱傷ラットの初期心筋に及ぼすデクスメデトミジンの効果を観察する。方法:20匹の特殊な病原体を持たない雄性SDラットを90°Cの温水に20s浸漬することにより、背中30%TBSA III度の挫傷(以下、熱傷)を引き起こすことができる。【方法】10匹の熱傷群,10匹の熱傷群および10匹の熱傷群のラットを,2つの群にランダムに分けた:乳酸ナトリウム溶液(2mL・kg-1%)を,腹腔内注射によって,腹腔内に注射した(n=10,n=10)。それらの中で,熱傷群とデクスメデトミジン群のラットに,デクスメデトミジン1μg/kgを腹腔内投与した。また、5匹のラットを偽熱傷群とし、37°Cの水浴による偽損傷を行い、補液条件は熱傷蘇生群と同じであった。熱傷の6,24時間後に,2つの熱傷群において,5つのラットを用いて,左室収縮末期径(LVSDI),左室拡張末期径(LVIDd),駆出率(EF),および心拍出量(CO)を測定した。心筋トロポニン(cTn)IとcTnTのレベルは,ELISAによって測定されて,ELISAによって検出された。光学顕微鏡、透過型電子顕微鏡(透過型電子顕微鏡による観察後の24時間)において、心筋組織の形態変化を観察し、それぞれ顕微鏡検査と透過型電子顕微鏡(TEM)により、心筋組織の形態変化を観察した。偽熱傷群のラットは損傷後24時間に心筋組織の形態学的観察を行い、その他の検査は同じ前に行った。データを,単変量分散分析とSNK検定によって分析した。【結果】熱傷後6時間で,熱傷群におけるEF値は(98.0±2.8)%で,偽熱傷群におけるそれより有意に高かった[(91.0±0.4)%,P<0.05]。その他の3つの心臓超音波指標は偽損傷群に近い(P値はいずれも0.05以上)。熱傷後6時間、熱傷蘇生+デクスメデトミジン群ラットの各心臓超音波指標は偽熱傷群に近かった(P値はいずれも0.05以上)。熱傷の24時間後に,熱傷群および熱傷群におけるLVLVレベルは,それぞれ(0.66±0.59)mmおよび(0.69±0.27)mmであり,偽熱傷群におけるそれより有意に低かった[(1.65±0.33)mm,P<0.05]。各群ラットのLVIDd、EF及びCOレベルは類似していた(P値はいずれも0.05以上)。熱傷の6時間後に,熱傷群の血漿cTnIとcTnTのレベルは,それぞれ(17.40±1.59)ng/mLと(1488±229)pg/mLであった。それは,偽手術群(1.84±0.92)ng/mLと(169±12)pg/mL(P<0.01)より有意に高かった。【結果】熱傷群における血漿cTnI濃度は,偽手術群に比して有意に高かった[(2.58±0.60)ng/mL](P>0.05),そして,血漿cTnTレベル[(649±190)pg/mL]は,偽熱傷群より有意に高かった(P<0.01)。熱傷後24時間に,2つの熱傷群における血漿cTnIとcTnTのレベルは,偽熱傷群におけるそれらと類似していた(P>0.05)。熱傷蘇生+デクスメデトミジン群における血漿cTnIレベルは,熱傷群におけるそれより有意に低かった(P<0.01)。熱傷後6時間、2つの熱傷群ラットの心筋構造はいずれも正常であり、偽熱傷群の損傷後24時間と類似していた。熱傷後24時間に、熱傷蘇生群ラットの心筋組織は明らかに破壊し、筋糸の配列は乱れ、ミトコンドリア損傷が深刻で、熱傷蘇生+デクスメデトミジン群のラットの上述の状況はやけど蘇生群より顕著に改善した。結論:デクスメデトミジンは重篤な熱傷ラットの損傷後の早期心筋に対して一定の保護作用がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】