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J-GLOBAL ID:201802213909400626   整理番号:18A0782551

Dromedaryラクダ(Camelus dromedarius)の視交叉上核:細胞構造と神経化学解剖学【JST・京大機械翻訳】

The Suprachiasmatic Nucleus of the Dromedary Camel (Camelus dromedarius): Cytoarchitecture and Neurochemical Anatomy
著者 (9件):
資料名:
巻: 11  ページ: 103  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7083A  ISSN: 1662-5129  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類において,生物学的リズムは視床下部の視交叉上核(SCN)に位置するマスター概日時計により駆動される。最近,ラクダにおいて,環境温度の日周期がマスタークロックを訓練できることを実証した。これは,この種におけるSCNの構造と機能に関するいくつかの疑問を提起する。本研究は,ラクダSCNの最初の神経解剖学的研究である。著者らは,核のカルトグラフィーおよび細胞構造研究を行い,その細胞型および化学的神経解剖学を研究した。概日系に含まれる関連神経ペプチドについて,アルギニン-バソプレシン(AVP),血管作動性腸ポリペプチド(VIP),メトエンケファリン(Met-Enk),ニューロペプチドY(NPY)およびオキシトシン(OT)を含む研究を行った。神経伝達物質セロトニン(5-HT)および酵素チロシンヒドロキシラーゼ(TH)および芳香族L-アミノ酸デカルボキシラーゼ(AADC)も研究した。ラクダSCNは大きくて伸長した核であり,9.55±0.10mmにわたりストロボに広がっている。組織学的および免疫蛍光所見に基づき,ラクダSCNをro側/前視神経(RSCN),中/主体(MSCN)および尾/後房(CSCN)分割に細分した。哺乳類の間で,RSCNは異常で,視床下部の主な塊から突出するニューロンの集合として現れる。MSCNはげっ歯類において記述された三角形の形状を示し,一方CSCNは再帰領域に位置している。予想されたように,VIP免疫反応性(ir)ニューロンはMSCNの腹側部分で観察された。AVP-irニューロンはRSCNとMSCNに位置した。結果はまた,ラクダSCNの特異性であると思われるOT-IRとTH-irニューロンの存在を示した。OT-IRニューロンは,1つの孤立したクラスターで散在しているか集められたが,TH-irニューロンは,それぞれ,2つの定義された個体群,背側の傍細胞および腹側の磁気細胞ニューロンを構成した。いくつかのRSCNニューロンにおけるVIPと共局在した。さらに,Met-Enk-ir,5-HT-irおよびNPY-ir繊維の高密度がSCN内で観察された。細胞構造と神経ペプチドの分布の両方は,他の哺乳類と比較してラクダSCNにおいて異常である。ラクダSCNにおけるOTおよびTHの存在は,砂漠条件下での概日周期の調節および光および非光合図への適応におけるそれらの役割を示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生理一般  ,  中枢神経系 

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