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J-GLOBAL ID:201802213959561672   整理番号:18A0977198

根分法によるダイズ根粒超着生変異株の茎葉部から地下部への窒素の再循環

Recycling of nitrogen from shoots to underground parts in hypernodulation mutant lines of soybean by split-root experiment.
著者 (8件):
資料名:
巻: 70  ページ: 1-8  発行年: 2018年02月 
JST資料番号: F0879A  ISSN: 0385-8634  CODEN: NDNHDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ダイズは,土壌微生物の根粒菌と共生して大気中の窒素を固定利用できる。また,ダイズは,根から畑条件では主に硝酸態として,土壌由来の窒素を吸収できる。しかしながら,硝酸により,ダイズの根粒着生,根粒の生長,窒素固定活性が強く阻害されることが知られている。根粒形成と窒素固定に対する硝酸阻害機構として,根粒中の炭水化物の減少,根粒の酸素拡散の低下によるバクテロイドの呼吸低下,地上部の硝酸代謝産物,例えばグルタミンやアスパラギンによるフィードバック阻害など,多くの仮説が提出されている。本報告では,Williamsと根粒長着生変異株について,根分法により,片側の根から与えた15NO3-の反対側の根への循環を調べた。2日間の処理後,非標識条件の根粒の15N分配率は,NOD1-3で0.20%,NOD2-4で0.47%,NOD3-7で0.26%とWilliamsの0.09%より高かった。これは,根粒超着生株の根粒が大きかったことによるのかもしれない。一方,非標識条件の根の15N分配率は,NOD1-3で1.36%,NOD2-4で1.20%,NOD3-7で1.26%とWilliamsの1.58%より低かった。根と根粒の分配率の合計は,変異株と親株で同様であった。この結果は,茎葉部から地下部への窒素の再循環の違いが根粒超着生変異株の硝酸耐性の原因ではないことを示唆した。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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豆類  ,  物質の代謝  ,  異種生物間相互作用 

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