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J-GLOBAL ID:201802214049849726   整理番号:18A0765596

抗栄養因子を分解し栄養価を高めるためのBacillus subtilisとEnterococcus faeciumによるトウモロコシ-大豆粉混合飼料の固体発酵【JST・京大機械翻訳】

Solid-state fermentation of corn-soybean meal mixed feed with Bacillus subtilis and Enterococcus faecium for degrading antinutritional factors and enhancing nutritional value
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 925-933  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2841A  ISSN: 1674-9782  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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背景:トウモロコシと大豆粉(SBM)はブタ飼料に使用される最も一般的な飼料成分の2つである。しかしながら,トウモロコシとSBMに存在する種々の抗栄養因子(ANF)は,栄養素のバイオアベイラビリティを妨害し,ブタに負の健康影響を及ぼす。本研究では,Bacillus subtilisを用いた2段階発酵とそれに続くEnterococcus faeciumを実施し,ANFを分解し,トウモロコシとSBM混合飼料の栄養品質を改善した。さらに,接種した混合飼料の微生物組成とin vitro栄養消化性を測定し,非接種対照のそれらと比較した。【結果】発酵プロセスの間,B.subtilisと乳酸菌(LAB)は,固体発酵された供給原料における主要な優勢細菌であり,発酵は大量の乳酸(170mmoL/kg)を生産した。それは,発酵非接種飼料より低いpH(5.0vs6.4)をもたらした。混合飼料におけるダイズ抗原蛋白質(β-コングリシニンおよびグリシニン)の量は,B.subtilisによる第一段階発酵後に有意に減少した。2段階発酵に続く接種混合飼料は非接種飼料に比べて粗蛋白質(CP),灰分及び全リン(P)の濃度が高かったが,発酵接種飼料の中性デタージェント繊維(NDF),ヘミセルロース及びフィチン酸Pの濃度はそれぞれ38%,53%及び46%減少した(P<0.05)。特に,トリクロロ酢酸可溶性蛋白質(TCA-SP)の含有量,特に小ペプチドと遊離アミノ酸(AA)の含有量は,2段階発酵後に6.5倍増加した。発酵接種と非接種飼料間の全AA含量に差はなかった。しかし,接種飼料中の芳香族AAs(Phe及びTyr)及びLysは増加し,Arg,Asp及びGluを含むいくつかの極性AAsは非接種飼料と比較して減少した。接種飼料のin vitro乾物量とCP消化性は非接種飼料と比較して改善された(P<0.05)。結論:著者らの結果は,B.subtilisを用いた2段階発酵とそれに続くE.faeciumがトウモロコシ-大豆粉混合飼料の品質を改善するための効果的なアプローチであることを示唆する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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豚  ,  濃厚飼料 
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