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J-GLOBAL ID:201802214124258883   整理番号:18A0356376

IsotrifoliolはLPS誘導RAW264.7細胞におけるTLR/NF-κBとTLR/MAPKシグナル伝達の抑制により炎症誘発性メディエータを阻害する【Powered by NICT】

Isotrifoliol inhibits pro-inflammatory mediators by suppression of TLR/NF-κB and TLR/MAPK signaling in LPS-induced RAW264.7 cells
著者 (12件):
資料名:
巻: 45  ページ: 110-119  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Glycine max(L.)Merr.により生産されたダイズは高レベルのイソフラボン,ゲニステインやダイドゼインなどを含んでいる。しかし,大豆葉はより多様で豊富なフラボノール配糖体とクメスタン類を含み,ダイズと比較して。本研究では,リポ多糖類(LPS)誘導RAW264.7細胞における大豆葉(クメストロール,isotrifoliol,とファゼオール)中に存在する主要なクメスタン類の抗炎症効果を検討した。クメスタンはLPS誘導一酸化窒素(NO),プロスタグランジンE_2(PGE_2),及び反応性酸素種(ROS)産生を有意に減少させた;isotrifoliolは最も強力な抗炎症活性を示した。Isotrifoliolは誘導性一酸化窒素シンターゼ(iNOS),シクロオキシゲナーゼ-2(COX 2),インターロイキン(IL)- 1β,IL-6,腫瘍壊死因子α(TNFα),およびケモカインのmRNA発現のLPSによる誘導,ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド(CCL)2,CCL3およびCCL4などを減少させた。IsotrifoliolはNF-κBの阻害剤のリン酸化と分解を減少させることによりNF-κBp65サブユニット活性化を妨げた。isotrifoliolは有意に細胞外シグナル調節蛋白質キナーゼ1/2(ERK1/2)とp38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)のリン酸化を抑制した。isotrifoliolはLPS誘導Toll様受容体(TLR)シグナル伝達経路,6関連因子TNF受容体のmRNA発現,形質転換成長因子β活性化キナーゼ1(TAK1),TAK1結合蛋白質2(TAB2)およびTAB3を抑制した。これらの結果は,isotrifoliolはLPS誘導RAW264.7マクロファージにおけるTLR/NF/NF-κBとTLR/MAPKシグナル伝達の阻害を介して炎症性メディエーターの発現を抑制することにより抗炎症効果を発揮することを実証した。isotrifoliolは抗炎症剤として使用でき,クメスタンリッチ大豆葉抽出物は有用な食事性サプリメントとなる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般  ,  生物学的機能  ,  生体防御と免疫系一般  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  サイトカイン 
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