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J-GLOBAL ID:201802214425714051   整理番号:18A1866441

均質に均質なマントルかんらん石における系統的NiおよびCr不均一性の保存:後交代作用再平衡の時間スケールに対する意味【JST・京大機械翻訳】

Preservation of systematic Ni and Cr heterogeneity in otherwise homogeneous mantle olivine: Implications for timescales of post-metasomatism re-equilibration
著者 (2件):
資料名:
巻: 318-319  ページ: 448-463  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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地球のサブ大陸リソスフェアマントルへの元素のフラックスは,新しい相を結晶化するか,あるいは既存の鉱物と反応する小画分メルトの通過によって促進される。交代したかんらん岩はこの交換の最終生成物を記録するが,準固相再平衡による作用における過程をめったに捉えることはできない。著者らは,溶融岩石反応過程のまれな直接証拠を示す後期白亜紀のBultfonteinキンバーライト(Kaapvaalクラトン)からマントルかんらん岩中に保存された交代性メルトチャネルの系統的な研究の結果を提示する。著者らは,交代性の原生-キンバーライト溶融物が,周囲のかんらん石に富むマントルとの相互作用および拡散交換と共に,単斜輝石,硫化物,フロゴナイト,スピネルおよびジルコンの様々な結晶化を受けたことを示す。大きいかんらん石斑岩(Fo_88)を横切る元素プロファイルは,Ni(NiO=0.18~0.32wt%)とCr(Cr=35~60ppm)において著しいコアからリムへの変化を示すが,他の全ての元素(例えばMg,Fe,Mn,Co,V)の濃度は著しく均一である。電子後方散乱回折分析は,NiとCrの非平衡が最大であり,結晶が[100]と[010]軸の大きな成分を含むことを示した。非平衡は,かんらん石中のNiとCrの拡散がFe-MgとMnよりも異方的で,[100]と[010]方向で遅いため,ある種の方位で保存されている。マントルかんらん石における他の元素からのNiとCrのデカップリングの最初の観測を示し,これが結果であることを示唆した。(i)前駆体キンバーライト融液の反応性パーコレーションに関連する鉱物-メルト濃度勾配の変化;(ii)後期硫化物とスピネル沈殿。著者らは,母岩におけるNiの拡散律速再平衡を用いて,ホストキンバーライトによる捕獲岩エントレインメントに先立つ交代作用のタイミングを定量化した。著者らのモデリングは,反応性パーコレーションがエントレインメントの前に10~3~10~5年のオーダーで起こることを示した。これにより,前キンバーライト融解による交代作用の時期が最終キンバーライト上昇に先行するという仮説を支持する付加的な線を提供する。天然かんらん石における微量元素拡散の可変速度の著者らの発見のより広い意味は,それが異方性の重要性と準固相再平衡の間の局所濃度勾配の変化の影響を強調することである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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岩石成因論 

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