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J-GLOBAL ID:201802214426414712   整理番号:18A0340904

抗糖尿病薬メトホルミンはラットにおけるAMP活性化蛋白質キナーゼの活性化を介して網膜血管を拡張する【Powered by NICT】

Anti-diabetic drug metformin dilates retinal blood vessels through activation of AMP-activated protein kinase in rats
著者 (5件):
資料名:
巻: 798  ページ: 66-71  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,ビグアニド抗高血糖薬メトホルミンはラットにおける網膜血管を拡張するかどうかを調べることであった。眼底画像はin vivoで独自の高分解能デジタル眼底カメラで撮り,そして網膜血管の直径を測定した。全身血圧と心拍数の両方を連続的に記録した。メトホルミン(0.01 0 3mg/kg/min)は網膜血管の直径を用量依存的に増加さた。メトホルミンの網膜血管拡張効果は化合物C,AMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)の阻害剤,およびN~GニトロLアルギニンメチルエステル,一酸化窒素(NO)シンターゼの阻害剤により消失した。同様の結果は,AMPK活性化因子5-アミノイミダゾール-4-カルボアミド 1βDリボヌクレオシド(AICAR,0.01 1mg/kg/min)で得られた。メトホルミンまたはAICARのどちらも平均血圧と心拍数に著しい影響を及ぼした。しかし,AICARに有意な昇圧反応はシンターゼの阻害により観察されなかった。これらの結果は,メトホルミンがAMPKの活性化を介して網膜血管を拡張すると,NOはAMPK活性化後の網膜血管拡張反応に重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
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血管作用薬・降圧薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  生理活性ペプチド  ,  消炎薬の基礎研究 

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