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J-GLOBAL ID:201802214451848073   整理番号:18A0931055

リモネン二次有機エアロゾルの光学的性質:酸化過程におけるNO_3,OH,O_3の役割【JST・京大機械翻訳】

The Optical Properties of Limonene Secondary Organic Aerosols: The Role of NO3, OH, and O3 in the Oxidation Processes
著者 (16件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 3292-3303  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0294B  ISSN: 2169-897X  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生物起源から放出されるモノテルペンの典型的なプロキシであるリモネンは,二次有機エーロゾル(SOA)形成において重要な役割を果たす。しかし,種々の酸化経路下でリモネンから生成したSOAの光学的性質はほとんど理解されていない。本研究では,532と375nmで動作する共振器リングダウン分光計(CRDS)と光音響消光計を用いて,四つの酸化条件から生成したリモネンSOAの屈折率(RI)を調べた。結果は,他の酸化経路と比較して,NO_3酸化から生成したSOAのRI値に有意差があることを示した。NO_3酸化,NO_xフリーでのOH酸化,およびO_3酸化実験から生成したSOAのRIの平均値は,532nmで1.578,1.469,1.495,および1.494である。そして,375nmにおいて,それぞれ,1.591,1.527,1.513,および1.537であった。一方,すべての酸化条件において,検出可能な吸収は全く見られなかった。NO_3酸化によるSOAの高RI値は,SOA中の有機硝酸塩と高分子量二量体/オリゴマの2つの因子に起因すると考えられる。本研究の結果は,夜間化学がリモネン酸化生成物の光学的性質に大きく影響することを示した。著者らの実験室実験で検索した種々の波長での種々の酸化条件下で発生したリモネンSOAのRI値は,気候変動と同様に地球放射強制に及ぼす生物起源SOAの影響を評価するためのモデル予測の改善を助けることができた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定 
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