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J-GLOBAL ID:201802214494254311   整理番号:18A0182323

西太平洋の伊豆・小笠原海溝の超深海水の化学的特徴

Chemical characteristics of hadal waters in the Izu-Ogasawara Trench of the western Pacific Ocean
著者 (2件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 45-55(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0485B  ISSN: 0386-2208  CODEN: PJABDW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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深さ6000m以下の超深海水の特徴づけを行うために,1984年と1994年に,伊豆-小笠原(ボニン)海溝の海溝ステーション(29°05′N,142°51′E;深さ=9768m)で,潜在的な温度,塩分,およびいくつかの化学成分の鉛直プロファイルを取得した。1976年から2013年の間に取得した近くのデータと1984年と1994年の両方のプロファイルの一部を比較した。結果は,その海溝の外側の海閾深度(~6000m)で,その超深海水ではわずかに高い潜在的な温度と硝酸とより低い溶存酸素であった,おそらく,地熱の効果的な蓄積と海溝内の活発な生物学的プロセスによるものであることを実証した。1984年のケイ酸塩,鉄,マンガンのプロファイルが,~6000m以下で,少しであるが明確に増加したことを示し,これらの構成分が海溝底から断続的に供給されてきたことをが示唆されている。ラジウム226が超過しているなかでラドン222の明確な量が,その海底から2675mまでの超深海水で検出され,それはその海溝壁から横方向へ供給されていることを反映している。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (5件):
分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  海洋地質学 
引用文献 (35件):
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