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J-GLOBAL ID:201802214577916574   整理番号:18A1263724

地熱地帯における岩盤の物理的および機械的性質に及ぼす熱サイクル効果の実験的研究【JST・京大機械翻訳】

Experimental investigation of thermal cycling effect on physical and mechanical properties of bedrocks in geothermal fields
著者 (12件):
資料名:
巻: 141  ページ: 174-185  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0667B  ISSN: 1359-4311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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地熱地帯に関連する高温は,岩盤の性能に影響を及ぼす。高温における熱サイクルの過程における岩石の物理的および機械的挙動の評価は,この応用における主要な問題の1つであり,また,本研究の主要な主題である。本研究では,高温での異なる熱サイクルによる処理後に,2つの岩盤(すなわち大理石と花崗岩)について,アコースティックエミッション(AE)モニタリングによる顕微鏡観察と一軸圧縮試験を行った。熱サイクル数が増加すると,P波速度は減少することが分かった。処理における熱サイクル数の増加とともに,特性応力レベルおよびYoung率は減少した。ピーク歪と最大体積歪は,熱サイクル数が増加すると増加傾向を示した。破壊後,より多くの熱サイクルで処理した試料でより多くのフラグメントが観察され,完全性はより少ない熱サイクルで処理された試料よりも低いことが分かった。AE技術は負荷中の破壊過程と関連する微小亀裂挙動を捉えることができる。岩石のマクロ特性の劣化は,適用した熱応力による岩石試料内部の結晶粒界と粒内微小亀裂の発生に起因すると考えられる。全体として,熱サイクルは岩石の機械的性質を弱める。しかし,この研究(すなわち,600°C)において高温が適用されると,処理における熱サイクル数の増加により,弱化効果は顕著にならない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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地熱開発  ,  地熱エネルギー 

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